50.4 配布GUIDを管理する

GUIDマネージャを使用すると、アプリケーションのGUID (Global Unique Identifier)を変更できます。新しいGUIDをランダムに生成したり、新しいGUIDを手動で指定したり、別のアプリケーションのGUIDと一致するようにGUIDを変更したりできます。アプリケーションのGUIDは、次のような理由で変更する場合があります。

未配布のアプリケーションのGUIDを変更しても、再配布は行われません。ただし、配布するアプリケーションのGUIDを変更する前に、GUIDの変更によってApplication Launcherがアプリケーションを再配布する場合もあることを認識しておいてください。特に、次のような場合に再配布が行われます。

GUIDマネージャを使用するには

  1. ConsoleOneで、変更対象とするGUIDがあるアプリケーションオブジェクトを選択します。

  2. [ツール]メニュー>[ZENworksユーティリティ]>[Application Launcherツール]>[配布GUIDを管理する]の順にクリックします。

    または、アプリケーションオブジェクトを開き、[配布オプション]>[オプション]の順にクリックして[オプション]ページを表示します。次に、[GUID]フィールドの横にある[変更]ボタンをクリックすることによって、GUIDマネージャにアクセスすることもできます。

  3. [新しいGUIDを受け取るアプリケーション]リストで、新しいGUIDを割り当てるアプリケーションを追加します。

    このリストには、GUIDマネージャを開く前に選択していたアプリケーションがすでに含まれています。

  4. [GUIDソース]ボックスで、新しいGUIDの割り当てに使用する方法を選択します。

    [新しいGUIDをランダムに生成する]: GUIDマネージャで新しいGUIDをランダムに生成する場合は、このオプションを使用します。[新しいGUIDを受け取るアプリケーション]リストに複数のアプリケーションを追加した場合は、次の2つのオプションから選択します。

    • [選択されたすべてのアプリケーションが同じGUIDを共有する]: ランダムに生成された同じGUIDをすべてのアプリケーションに割り当てます。

    • [選択されたすべてのアプリケーションが新しいGUIDを取得する]: ランダムに生成された異なるGUIDを各アプリケーションに割り当てます。

    [既存のアプリケーションからGUIDを選択する]: 一覧表示されたすべてのアプリケーションのGUIDを既存のアプリケーションと同期する場合は、このオプションを使用します。[参照]ボタンをクリックし、共有の対象とするGUIDを持つアプリケーションオブジェクトを参照して選択します。ソースアプリケーションのGUID (このオプションを使用して選択したGUID)は変更されません。[新しいGUIDを受け取るアプリケーション]リストに表示されたアプリケーションのGUIDだけが変更されます。

    [新しいGUIDを手動で指定する]: 一覧表示されているすべてのアプリケーションの特定のGUIDを定義する場合は、このオプションを使用します。[変更]をクリックし、GUIDの定義に使用する[GUIDを編集する]ダイアログボックスを表示します。

  5. 対象のアプリケーションおよびGUIDソースを定義したら、[GUIDを変更する]をクリックします。