44.8 Windows Installerの詳細ログ作成機能の有効化

AOT/AXTパッケージではなく、MSIパッケージに基づいてアプリケーションを配布する場合、Application LauncherはMicrosoft Windows Installerを起動するので、MSIパッケージ内の情報とファイルに従ってアプリケーションをインストールすることができます。デフォルトでは、Windows Installerは、基本的な情報とメッセージを含むmsixxxxx.logファイルを作成します。

インストールの問題を解決する必要がある場合は、Windows Installerに対して詳細ログ作成機能をセットアップすることができます。Windows Installerは、ワークステーション上のユーザの一時ディレクトリにログファイルzappmsi.logを作成します。

ワークステーションで詳細ログ作成機能を有効にするには

  1. Windowsレジストリを変更して次のキーを追加します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\NetWare\NAL\1.0\Debug
    
  2. Debugキーの下に、DWORD値を追加します。値の名前を[MSI]に、値のデータを[1]に設定します。

  3. レジストリを保存します。

  4. ワークステーションを再起動します。

詳細ログ作成機能を有効にするワークステーションごとにレジストリを変更する必要があります。レジストリを変更する機能のみを持ったアプリケーションオブジェクトを作成することをお勧めします。

msixxxxx.log ファイルまたはzappmsi.logファイルに含まれるWindows Installerのエラーメッセージの詳細については、Microsoft Developer Network (MSDN)サイトにあるWindows Installerのエラーメッセージに関するマニュアルを参照してください。

Application Launcherから返されるWindows Installerのエラーコードの詳細については、Microsoft Developer Networkサイトにあるエラーコードに関するマニュアルを参照してください。