70.10 リモート管理のパフォーマンスの向上
強化された圧縮機能を使用することにより、特に低速リンクでのリモート管理のパフォーマンスが向上しています。
低速リンクまたは高速リンクにおけるリモート管理セッション中のパフォーマンスはネットワークトラフィックの影響を受けます。応答時間を短縮するために、次の手順を1つまたは複数実行してみてください。
管理コンソールでの手順
- [コントロールパラメータ]ダイアログボックスの管理対象ワークステーションのオプションを選択します。
- 管理コンソールのカラー設定を管理対象ワークステーションよりも高いものにするか、管理コンソールと管理対象ワークステーションのカラー設定を同じにします。
- [コントロールパラメータ]ダイアログボックスでまたはモードを選択してRemote Managementのパフォーマンスを向上させます。
- 管理コンソールの速度は、クライアントコンピュータの処理速度により決まります。Pentium III、500MHz (以降)のシングルプロセッサクライアントを使用することをお勧めします。
管理対象ワークステーション上
- [ポインタの影を有効にする]オプションの選択を解除してから、Remote ControlセッションまたはRemote Viewセッションを開始します。
[ポインタの影を有効にする]の選択を解除するには
- 1. Windowsのデスクトップで、>>の順にクリックして、をダブルクリックします。
- 2. をクリックします。
- 3. の選択を解除します。
- 4. をクリックし、をクリックします。
- 管理対象ワークステーションの背景を無地にします。壁紙パターンは設定しません。
- ターゲットコンピュータでタスクマネージャが開いている場合は、最小化するか閉じることをお勧めします。
- 管理対象ワークステーションで、スクロールテキスト(デバッグウィンドウなど)とアニメーションがアクティブになっていないことを確認します。
- 使用していないダイアログボックスが最小化されているか、閉じられていることを確認します。
- 管理対象ワークステーションでの操作の実行には、可能であれば、メニューのオプションではなくツールバーのオプションを使用します。
- WANでのリモート管理のパフォーマンスを最大化するには、管理対象ワークステーションの[コントロールパラメータ]ダイアログボックスで次の設定を行います。
- 管理対象ワークステーションのカラーモードを16色に設定します。
- オプションを選択します。