41.1 ローグプロセス管理のタスク

ローグプロセスを管理するために、Application Launcherでは次のタスクを実行できます。

たとえば、ローグプロセスの追跡のみが必要な場合は、ローグプロセス情報をネットワークサーバ上のテキストファイルに記録するが、プロセスの実行を許可するようにApplication Launcherを設定できます。しかし、ローグプロセスの使用をシャットダウンする場合は、プロセス情報を記録し、プロセスの終了も行うようにApplication Launcherを設定できます。

ローグプロセス管理を有効にした場合には、使用している環境設定によって、Application Launcherはすべてのローグプロセスを無視するか、すべてのローグプロセスを終了します。しかし、Application Launcherで一部を除くすべてのローグプロセスを無視または終了する場合は、例外リストを作成できます。

たとえば、標準のWindowsのゲーム(ソリティア、マインスイーパ、フリーセル、およびピンボール)を除くすべてのローグプロセスを許可する場合、すべてのローグプロセスを無視するようApplication Launcherを設定して、Windowsの4つのゲームを含む例外リストを作成するとよいでしょう。Application Launcherは、4つのゲームを除くすべてのローグプロセスを許可します。

ゲームの実行可能ファイルの名前を変更することによってユーザが例外リストをバイパスできないよう、Application Launcherでは、起動されたプロセスの現在の実行可能ファイル名と元のファイル名(内部ファイル名)を例外リストでチェックします。