3.3 Desktop Management Serverとは

ZENworks Desktop Management Serverにより、ネットワーク上のユーザおよびワークステーションのポリシーとプロファイルを一元的に作成および管理できます。このポリシーおよびプロファイルにより、ネットワーク内のWindowsワークステーションへのアプリケーションの配布、管理、更新のほか、高度なインベントリ管理機能とリモート管理機能の実行、およびオペレーティングシステムの自動インストールが可能になります。

ZENworks Desktop Management Serverは、Windows 2000 Server/Windows Server 2003、またはNetWare 6/6.5サーバ、SLES 9 SP1サーバまたはOES Linuxサーバにインストールできます。

Desktop Management Serverのインストールプログラムにより、選択したコンポーネントと必要なファイルが選択したサーバにインストールされます。これらのコンポーネントおよびファイルは、ZENworks Desktop Managementセットアップの“バックエンド”とも呼ばれます。バックエンドには、eDirectory、ZENworksポリシー、アプリケーションのファイル、さまざまなデスクトップ管理サービスに加えて、ZENworksファイルが格納されている同じツリーのメンバー(eDirectoryがNetWare環境にある場合)または同じMicrosoftドメインのメンバー(eDirectoryがWindows環境にある場合)である指定のNetWareサーバまたはWindowsサーバも含まれます。