37.1 主アプリケーションと依存先アプリケーション

アプリケーションの依存関係を処理する場合、主アプリケーションとは、アプリケーションの依存関係を設定するアプリケーションです。依存関係として定義されるアプリケーションは、依存先アプリケーションと呼ばれます。次の図にこの関係を示します。

図 37-1 Application Aが主アプリケーション、Application B、C、およびDが依存先アプリケーション

主アプリケーションは、前の例に示すように、依存先アプリケーションを1つ持つこともあれば、複数の依存先アプリケーションを持つこともあります。

次の図に示すように、1つのアプリケーションが主アプリケーションと依存先アプリケーションの両方になることもできます。

図 37-2 Application Aが主アプリケーション、Application B、B1、B2、C、およびDが依存先アプリケーション

前の例で、Application BはApplication Aの依存先アプリケーションの1つです。同時に、Application Bは、Application B1およびApplication B2の2つのアプリケーションに対する依存関係も持っています。