「デーモン」または「スクリプト」と呼ばれる次のプロセスは、LinuxサーバにZENworks 7 Desktop Mangementをインストールすることによって開始されます。開始されるプロセスは、インストールされるZENworksコンポーネントによって異なります。これらのプロセスは、ZENworksスクリプトのストレージエリア(/etc/init.dディレクトリ)にあります。
これらのプロセスの多くには、実行を設定するための、.confファイルまたは.propertiesファイルがあります。ログファイルには、コマンドラインからプロセスを実行する際に使用できるパラメータの情報が含まれます。
これらのプロセスの1つが、ログファイルの作成です。.confファイルと.propertiesファイルには、ログファイルの場所と設定可能なログレベルの情報が含まれます。ログレベルの設定については、次の表を参照してください。
次の表は、ZENworksプロセスに関する有用な情報の一部をまとめたものです。
表 6-1 Linux上でのZENworksプロセスの概要
1novell-zimgservは、LinuxではZENworksデスクトップ管理サービスのデーモンとして実行されません。Novell eDirectory™にロードされ、eDirectoryのサブプロセスとして実行されます。
2メッセージログは、novell-xregdデーモンおよびnovell-xsrvdデーモンが使用する一般的なログです。
3novell-xregdおよびnovell-xsrvdを起動するには、SSHセッションからregeditおよびxsrvcfgユーティリティを起動します。特に、これらのユーティリティを使用すると、認証ドメインを設定できます。regeditユーティリティ(レジストリサービス)を使用するには、適切な権利が必要です。このユーティリティは、 /opt/novell/xtier/bin/regeditにあります。xrvcfgユーティリティの詳細については、Novell Open Enterprise Server (Linux)のReadmeにある「Novell NetStorage」の節を参照してください。
ディレクトリをプロセスの場所に変更して、次のコマンドを入力するときに、各プロセスに対していくつかのコマンドラインパラメータを使用できます。
./process_script -parameter_name
これらのプロセスに対して次のコマンドラインパラメータを使用できます。それぞれ、文字どおりの動作を目的としています。
すべてのZENworksプロセスを一度に開始するには./ZDMstartを、一度に停止するには./ZDMstopを使用します。この2つのユーティリティは、/opt/novell/zenworks/binディレクトリにあります。./ZDMstart -statusコマンドを使用すると、すべてのZENworksプロセスのステータスを表示できます。