13.1 ディクショナリ更新ポリシー(Dictionary Update Policy)

このポリシーでは、ソフトウェアディクショナリリストのソースがある場所を指定できます。ソフトウェアディクショナリには、ドライブ上で検出されれば、既知のソフトウェアパッケージを構成するファイルのリストが含まれます。ソフトウェアディクショナリは、個別のワークステーションに保存されます。これは、ワークステーションに存在するソフトウェアパッケージを判断するために、スキャンプロセスを実行するためです。

ディクショナリを更新して、追加の内部ソフトウェアパッケージファイルを含めることができます。このポリシーは、ワークステーションエージェントに対して、検索するソースの場所と、個々のディクショナリファイルを更新する頻度を指示します。

ディクショナリアップデートポリシーを設定する

  1. ConsoleOne®で、[サーバパッケージ]を右クリックし、[プロパティ]をクリックしてから、対象のプラットフォームのページをクリックします。

    特定のプラットフォームに設定したポリシーは、[一般]タブに設定されているポリシーよりも優先されます。

  2. [ディクショナリアップデートポリシー]を選択し、[プロパティ]をクリックします。

  3. 次のフィールドに情報を入力します。

    [アップデート元としてロールアップサーバを使用する]: このオプションを選択すると、ディクショナリ更新サービスで、ディクショナリ更新のソースとしてロールアップポリシーで設定したインベントリサーバが使用されます。このオプションを選択しないと、ディクショナリ更新サービスで次の設定が使用されます。

    メモ:スタンドアロンサーバではこのオプションは選択しないでください。ポリシーの次の設定は手動で設定する必要があります。

    [ソースサーバの環境設定(Source Server Configuration)]

    • [ソースサービスオブジェクト]: ディクショナリのアップデートを提供するインベントリサーバのDNを参照して選択します。

    • [サーバのIPアドレス/DNS名]: ディクショナリの更新を提供するインベントリサーバのIPアドレスまたはDNS名を選択します。

    [プロキシサーバの設定]: ディレクトリ更新を提供するインベントリサーバがファイアウォールの外側にある場合は、プロキシサーバのIPアドレスとポート番号を指定します。

    • [IPアドレス/DNS名]: プロキシサーバのIPアドレスまたはDNS名を指定します。

    • [Port]: プロキシサービスのポート番号を指定します。

    [Page Options (ページオプション)]: この種のオブジェクトに関するプロパティページの配列方法を指定します。この初期設定は保存されて、次回にこのコンピュータでNovell® ConsoleOne®を起動したときに使用されます。

  4. [ディクショナリアップデートポリシー]タブをクリックして、[ディクショナリアップデートスケジュール]をクリックします。

  5. [スケジュールタイプ]ドロップダウンリストを使用して、スケジュールを選択します。

    • 曜日
    • Never
  6. スケジュールをアクティブにする日付を選択します。

  7. [適用]をクリックします。