デフォルトでは、Application LauncherはBITSを使用するように設定されていません。BITSを有効にするには、ConsoleOne でApplication Launcherの設定を変更する必要があります。
すべてのApplication Launcherの設定では、ユーザオブジェクト、ワークステーションオブジェクト、またはコンテナ(部門、組織、グループなど)オブジェクトのBITS設定を変更できます。たとえば、特定のユーザに対してBITSを有効にする場合、そのユーザオブジェクトのみの設定を変更できます。ただし、特定のコンテナのすべてのユーザに対してBITSを有効にする場合、そのコンテナオブジェクトの設定を変更できますが、その場合、コンテナ内のすべてのユーザがコンテナの設定を継承します。
Application Launcherを有効にするには
ConsoleOne®で、BITSを有効にするユーザ、ワークステーション、またはコンテナオブジェクトを右クリックし、
をクリックします。タブ>[Application Launcherの環境設定]の順にクリックして、[Application Launcherの環境設定]ページを表示します。
[追加]をクリックして、[Application Launcherの環境設定]ダイアログボックスを表示します。
設定するオブジェクトのタイプに応じて、[ユーザ]タブまたは[ワークステーション]タブを使用できない場合があります。[ユーザ]タブはワークステーションまたはワークステーショングループオブジェクトには表示されません。また、[ワークステーション]タブはユーザまたはユーザグループオブジェクトには表示されません。
(条件付き)ユーザ、ユーザグループ、またはユーザを持つコンテナに対してApplication Launcherを設定する場合、[ユーザ]タブを開いて、次の2つを設定します。
[BITSを有効にする]: このオプションを[はい]に設定すると、ユーザに関連付けられたアプリケーションを転送するために、有効化されたApplication LauncherでBITSが使用されます。
[ユーザによるBITS転送の上書きを許可する]: アプリケーションの転送のためにアイドル状態のネットワーク帯域幅がBITSによって使用されるため、ユーザがアプリケーションの起動を試みたときにアプリケーションを使用できない場合があります。次の中から、この場合に実行するアクションを指定します。
(条件付き)ワークステーション、ワークステーショングループ、またはワークステーションを持つコンテナに対してApplication Launcherを設定する場合、[ワークステーション]タブを開いて、次の設定を行います。
[BITSを有効にする]: このオプションを[はい]に設定すると、ワークステーションに関連付けられたアプリケーションを転送するために、有効化されたApplication LauncherでBITSが使用されます。
[OK]をクリックして変更を保存し、[OK]をクリックしてオブジェクトのプロパティページを閉じます。
次の節BITSによって転送されるようにアプリケーションを設定するに進みます。