事前インストールをスケジュール設定するのではなく、可能な限り迅速に事前インストールを実行することができます。
すでにアプリケーションに関連付けられているが、まだそのアプリケーションをインストールしていないユーザおよびワークステーションの場合、事前インストールは、次にApplication Launcherが更新するとき(ユーザに関連付けられたアプリケーションの場合)、またはNAL Workstation Helperが更新するとき(ワークステーションに関連付けられたアプリケーションの場合)に実行されます。
事前インストールを有効にした後にアプリケーションを関連付けたユーザおよびワークステーションの場合、事前インストールは、関連付けが実行されて、Application Launcherが起動または更新した直後(ユーザに関連付けられたアプリケーションの場合)またはNAL Workstation Helperが起動または更新した直後(ワークステーションに関連付けられたアプリケーションの場合)に実行されます。
可能な限り迅速にアプリケーションを事前インストールできるようにするには
ConsoleOne™で、事前インストールするアプリケーションオブジェクトを右クリックし、をクリックしてアプリケーションオブジェクトのプロパティページを表示します。
タブ>の順にクリックして、[プリインストールスケジュール]ページを表示します。
![アプリケーションオブジェクトの[プリインストールスケジュール]ページ](../graphics/zfd_am_do_preinst_a.gif)
チェックボックスを選択して、オプションを有効にします。
![[スケジュールタイプ]が[なし]に設定された、アプリケーションオブジェクトの[プリインストールスケジュール]ページ](../graphics/zfd_am_do_preinst_nosched_a.gif)
はのままにします。
(条件付き)ワークステーションに関連付けられたMSIアプリケーションを事前インストールしており、ログインしているユーザではなくワークステーションのアカウント情報を使用する場合、オプションを有効にする必要があります。
デフォルトでは、ワークステーションが関連付けられたMSIアプリケーションはユーザセキュリティスペースで配布されます。つまり、Application Launcherはユーザのアカウント情報とファイルシステムアクセス権を使用します。ユーザがワークステーションにログインしていることを必要としない業務時間外配布を行う場合、Application Launcherからではなく、NAL Workstation Helperから配布を実行するよう変更することができます。NAL Workstation Helperは、システムスペースで実行し、ワークステーションのアカウント情報を使用します。
すべてのMSIアプリケーションが、ワークステーションのアカウント情報を使用してインストールできるわけではありません。MSIアプリケーションのなかには、(Windowsレジストリ内のHKCUハイブの読み書きなどのために)ログインユーザへの依存関係を持つものがあります。このような場合は、このオプションを選択解除して、ワークステーションセキュリティスペースではなくユーザセキュリティスペースで配布できるようにします。
ワークステーションのアカウント情報を使用した事前インストールを有効にするには
タブ>の順にクリックし、[配布オプション]ページを表示します。
![アプリケーションオブジェクトの[配布オプション]ページ](../graphics/zfd_am_do_opts_a.gif)
チェックボックスを選択し、オプションを有効にします。
NAL Workstation Helperは、ユーザのアカウント情報ではなく、ワークステーションのアカウント情報を使用してアプリケーションを配布します。つまり、ファイルシステムに対する適切な権利をワークステーションに割り当て、ソース.msiファイルが置かれているネットワーク上の場所にワークステーションがアクセスできるようにする必要があります。
(条件付き)インストール中にアプリケーションの再起動が求められた場合、[再起動]グループボックスでまたはを選択し、[再起動を要求する]グループボックスでを選択する必要があります。
完了したら、をクリックして変更内容を保存します。