71.11 ネットワークプロトコル情報
[ネットワークプロトコル]ウィンドウには、WinSockを使用し、管理対象ワークステーションのアクティブなネットワークプロトコルについての情報が表示されます。WinSockアーキテクチャによって、複数の転送プロトコルへの同時アクセスもできるようになります。WinSockにはWOSA (Windows Open System Architecture:Windowsオープンシステムアーキテクチャ)対応アーキテクチャが組み込まれているため、アプリケーションは、TCP/IPを含む複数のプロトコルにアクセスできます。
次の表は、[ネットワークプロトコル]ウィンドウの各フィールドの説明です。
表 71-11 ネットワークプロトコル情報
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プロトコルの特性を示します。 |
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プロトコルに使用されているプロトコルアドレスの構造を定義します。 |
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BSDソケットインタフェースによる各種ソケットタイプを表しています。次の値を取ります。
- ストリーム
- データグラム
- ローソケット
- 順序付きパケット
- RDMソケット
- 不明
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プロトコルの識別子。 |
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プロトコルによってサポートされる最大メッセージサイズをバイト単位で指定します。この値は、ホストで送受信されるメッセージの最大サイズです。メッセージフレーミングをサポートしないプロトコルの場合、指定したアドレスに実際に送信できるメッセージの最大サイズは、この値より小さくなることがあります。
プロトコルがストリーム指向の場合、メッセージのサイズという概念はありません。
プロトコルがメッセージ指向の場合は、メッセージに最大サイズはありません。 |
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TCP/IP、UDP/IP、IPXなどのサポートされているプロトコルの名前です。 |