1.2 Workstation Management (ワークステーション管理)
ワークステーション管理は、ネットワーク内のワークステーションデスクトップの環境設定および維持に関わる全体的なコストおよび複雑さを削減するために役立ちます。ZENworksのポリシーを使用することにより、サーバ、ユーザ、およびワークステーションの設定、処理、動作を自動的に管理することが可能になります。つまり、ユーザの設定やワークステーションを構成するのに、サイト内に存在する各ワークステーションにアクセスする必要がなくなりました。ワークステーション管理を使用することによって、次のことができます。
- ローミングプロファイルを有効にし、ユーザのデフォルトのデスクトップ初期設定を指定します。
- 拡張可能ポリシーを使用して、Windowsレジストリ内で設定されるあらゆるアプリケーション機能を制御する。
- Windows 2000/XPワークステーションとユーザ、およびWindows 2000/2003ターミナルサーバユーザにグループポリシーを設定します。
- リモートコントロール、リモートビュー、診断、ファイル転送、リモート実行、Wake-on-LANなど、ユーザのワークステーションのリモート管理に関するパラメータを設定します。
- ワークステーションのイメージングに関するパラメータを設定します。
- 収集するインベントリ情報を指定するパラメータを設定します。
- 新しいワークステーションをeDirectoryツリーに自動的にインポートするパラメータを設定します。
- Novell iPrintを使用するためのパラメータを設定し、iPrintクライアントおよびプリンタを配布しやすくします。さらに、ワークステーションにプリンタをインストールするためのWebブラウザインタフェースをユーザに提供します。