13.1 Novell Application Launcherプラグインの使用に適したケース
Novell Application Launcherプラグインの主な目的は、ユーザに関連付けられたアプリケーションの起動に必要な基本的Application Launcherファイルを提供して、Webベースのインストールプログラムを介してアプリケーションを起動することです。Novell Application Launcherプラグインに関する、次の制限事項に注意する必要があります。
- Windows 2000/XPユーザは、アプリケーションをインストールして起動するための十分なファイルアクセス権限を持っている必要があります。権限がない場合、プラグインのインストールマネージャはプラグインファイルをインストールできません。プラグインがインストールされていても、アプリケーションを起動できません。Novell Application Launcherプラグインは、機能が制限されたワークステーションでは使用できません。
- Novell Application Launcherプラグインは、ユーザに関連付けられたアプリケーションのみを表示します。Workstation ManagerとApplication Launcher Workstation Helperがインストールされていないので、ワークステーションに関連付けられたアプリケーションは表示されません。
- Workstation Managerがインストールされていないので、ポリシーは適用されません。
- データベースレポート機能はサポートされていません。Novell Application Launcherプラグインには、必要なODBCドライバが含まれていないため、データベースにイベントを書き込めません。
- Novell Application Launcherプラグインは、ターミナルサーバアプリケーションの起動をサポートしていません。サポートするには、ZENworksデスクトップ管理エージェントをインストールする必要があります。
ユーザに関連付けられたアプリケーションの起動以外に、デスクトップ管理エージェント機能を必要としない場合は、アプリケーションを使用してNovell Application Launcherプラグインをワークステーションにインストールすることで、引き続きデスクトップ管理エージェント機能を使用できます。ユーザがデスクトップ管理エージェントの最大限の機能性を必要とする場合は、Novell Application Launcherプラグインをインストールした後に、アプリケーションオブジェクトを介してデスクトップ管理エージェントをワークステーションに配布できます。