インストールするコンポーネントをすべて選択し、それらのコンポーネントの設定値を追加して、silent.propertiesファイルの編集が完了したら、インストールプログラムを実行できます。
インストールを完了するには、次の手順に従います。
編集したsilent.propertiesファイルを、サイレントインストールを実行するサーバの/rootディレクトリにコピーします。
ZENworksをインストールするLinuxサーバのCDドライブに、ZENworks 7 Desktop Management Services on Linux CDを挿入します。
ターミナルコンソールから、suコマンドを使用してルートユーザに切り替えます。
mount /CD_mount_pointを実行して、ZENworks 7 Desktop Management Services on Linux CDをマウントします。
CDマウントポイントに移動し、次のコマンドを入力します。
./setup -f /root/silent.properties
メモ:silent.propertiesファイルへのパスは、スラッシュ(/)で始まる完全パスである必要があります。
インストールプログラムが起動し、silent.propertiesファイルで指定した情報に従って適切なファイルがコピーされ、ZENworksコンポーネントが設定されます。指定した各値の妥当性は、silent.propertiesファイルのPre-file-copy Verificationセクションでチェックされます。無効な値がある場合はインストールが停止します。
ファイルのコピー後、silent.propertiesファイルのPost-file-copy verificationセクションで妥当性がチェックされます。このセクションに不正な値がある場合は、/var/log/ZENworks_Desktop_Management_InstallLog.logにあるInstallAnywhereログファイルにエラーが記録されますが、インストールは続行します。
novell-zdm-configureユーティリティを使用して、発生したエラーを修正できます。詳細については、セクション 24.2, Linux上で実行されているZENworksプロセスの設定または再設定を参照してください。