Identity Managerのコンポーネントとシステム要件

Nsure Identity Managerは、複数のシステムとプラットフォーム上の環境内にインストールできるコンポーネントを含みます。システム設定によっては、Identity Managerインストールプログラムを数回実行して、適切なシステムにIdentity Managerコンポーネントをインストールする必要があります。

次の表は、Identity Managerの4つのインストールコンポーネントと各システムの要件を一覧しています。

システムコンポーネント システム要件 メモ

DirXMLサーバ

  • DirXMLエンジン
  • Nsure Auditエージェント
  • DirXMLサービスドライバ
  • DirXMLドライバ
  • NMAS (Novell Modular Authentication Services)コンポーネント

次のオペレーティングシステムのうちいずれか1つ

  • 最新のSupport Packが導入されているNetWare(R) 6または6.5
  • 最新のサービスパックが導入されているWindows NT*、2000、または2003
  • Linux Red Hat* ASまたはES 2.1
  • SUSE(R) LINUX Enterprise Server 8
  • Solaris 8または9
  • AIX 5.2L

次のeDirectoryのバージョンのうちの1つ。

  • 最新のSupport Packが導入されているeDirectory 8.6.2
  • 最新のSupport Packが導入されているeDirectory 8.7.3

接続システムサーバ

  • DirXMLリモートローダ
  • リモートローダ設定ツール(Windowsのみ)
  • Nsure Auditエージェント
  • 接続システムのドライバシム
  • 接続システムのツール

各システムに固有のオペレーティングシステムと接続システムの要件については、『Identity Manager Driver documentation(Identity Managerドライバマニュアル)』を参照してください。

 

Webベースの管理サーバ

  • DirXMLとパスワード管理iManagerプラグイン
  • ドライバ設定
  • エンドユーザパスワードセルフサービス
  • EGuide

次のオペレーティングシステムのうちいずれか1つ

  • 最新のSupport Packが導入されているNetWare 6または6.5
  • 最新のサービスパックが導入されているWindows 2000、XP、または2003
  • Linux Red Hat ASまたはES 2.1

    (Glibcバージョン2.1.1以降、およびKernelバージョン2.2.xx以降)。

  • Solaris 8または9

次のソフトウェア

  • Novell iManager 2.0.2 (Apache 2.0.44以降およびTomcat 4.1.18以降を含む)
  • ブラウザのサポートはiManager 2.0.2によって決定されます。詳細および既知の問題については、『Novell iManager 2.0.2管理ガイド』を参照してください。
  • iManager Configuration Wizardに従ってポータルのコンテンツをeDirectoryにインストールする必要があります。これは、パスワードのセルフサービスやパスワードを忘れた場合の機能を、Identity Managerをすぐに使用できるようにするために必要です。

    これはiManagerのインストール中に実行でき、ここで実行するのがデフォルトです。インストール中にこの作業を実行しない場合は、インストール後に実行する必要があります。

  • eGuideをインストールする場合は、インストールプログラムを実行する前にWebサーバとアプリケーションサーバをインストールしておく必要があります。
  • eDirectoryがインストールされている同じサーバにiManager 2.0.2をインストールする場合は、eDirectoryのバージョンが8.7.3でなければなりません。
  • (Netware) Novell eGuide 2.1.2をインストールするには、有効なJVMをサーバにインストールする必要があります。
  • (Windows) Novell ClientTM 4.83は、Novell Software Downloadsから入手できます。
  • iManagerで他のツリーにログインしてリモートのIdentity Managerサーバを管理する場合、リモートサーバのIPアドレスの代わりにサーバ名を使用すると、エラーが発生することがあります。さらに、NDS内のLDAPサーバグループオブジェクトは、単純なバインドにTLSを必要とするように設定する必要があり、リモートツリーのルート認証局の証明書を認証局証明書としてWebサーバにインポートする必要があります。

DirXMLユーティリティ

  • DirXMLライセンス監査ツール
  • アプリケーションツール(AD、Notes、SAP、PeopleSoft、およびJDBC)
  • Nsure Audit設定ツール

各システムに固有の要件については、『Identity Manager Driver documentation (Identity Managerドライバマニュアル)』を参照してください。