使用する各DirXMLドライバに対して、ドライバオブジェクトを作成し、ドライバ設定をインポートする必要があります。ドライバオブジェクトは設定パラメータとそのドライバのポリシーを含みます。ドライバオブジェクトの作成時に、ドライバ固有の設定ファイルをインポートします。ドライバ設定はデフォルトのポリシーセットを含みます。これらのポリシーは、データ共有モデルを簡単に実装できるようにすることを目的としています。ほとんどの場合は、出荷時のデフォルト設定を使用してドライバを設定してから、環境の要件に応じてドライバの設定を変更します。
ドライバオブジェクトを作成するには、次の2つの方法があります。
ドライバ設定(XML)ファイルを使用して、ドライバが適切に動作するために必要なオブジェクトを作成および設定します。また、ドライバ設定ファイルには、実装に合わせて変更できる基本ポリシーも含まれています。
iManagerで、［DirXML Utilities］>［Create Driver］の順に選択します。
ドライバを作成するドライバセットを選択し、[Next］をクリックします。
このドライバを新しいドライバセットに配置する場合は、ドライバセット名、コンテキスト、および関連サーバを指定する必要があります。
［Import a Driver Configuration from the Server]を選択し、.xmlファイルを選択します。
ドライバ設定ファイルは、iManagerの設定時にWebサーバにインストールされます。
プロンプトに従ってドライバ設定のインポートを完了します。
必要なNsureTM Identity Managerオブジェクトが作成されます。インポート中に同等セキュリティを定義しなかったり、管理ユーザを除外したりした場合、これらの作業は、ドライバオブジェクトのプロパティを変更することによって完了できます。
Identity Managerは、複数のドライバを一度に作成する機能を備えています。このプロセスは、ドライバが適切に動作するために必要なオブジェクトをドライバ設定(XML)ファイルで作成および設定するという点では、単一のオブジェクトを作成するプロセスとほぼ同じです。
複数のドライバを同時にインポートする
iManagerで、［DirXML Utilities］>［Import Drivers］の順に選択します。
新しいドライバを作成するドライバセットを選択し、[Next］をクリックします。
これらのドライバを新しいドライバセットに配置する場合は、ドライバセット名、コンテキスト、および関連サーバを指定する必要があります。
ドライバセットに追加するアプリケーションドライバを選択し、［Next]をクリックします。
プロンプトに従って要求されたデータを指定し、［Next］をクリックします。
ドライバごとに必要なIdentity Managerオブジェクトが作成されます。インポート中に同等セキュリティを定義しなかったり、管理ユーザを除外したりした場合、これらの作業は、ドライバオブジェクトのプロパティを変更することによって完了できます。