Connectorをインストールした後で、ExchangeサーバとEvolution内の両方でExchangeのアカウントにアクセスできるように設定する必要があります。
次の点について、システム管理者に確認してください。
support.novell.comにあるNovell Webサイトの知識ベースに、EvolutionからExchangeサーバに接続できるようにするためのチェックに関する追加情報があります。
サーバ側で接続の準備ができていることを確認すると、ExchangeのアカウントをEvolution Connectorに追加できるようになります。
インストールによっては、シンプルなアカウント作成ツールがEvolution Connector 2.0に付属しています。そうでないインストールの場合は、Evolution Connector用の標準設定ツールで説明する標準のアカウントツールが必要です。
アカウントを設定していない場合、Evolutionを起動するとシンプルなアシスタントが起動します。このアシスタントで入力が要求されるのは、Outlook Web Accessサーバの名前、ユーザ名、パスワードだけです。残りの情報は、Evolution Connectorによって自動的に決定されます。
シンプルなアカウントツールが自動的には起動しない場合は、次のようにしてアカウントを作成します。
[ツール]>[Mail Settings (メールの設定)]の順にクリックします。
[アカウントのリスト)]>[追加]の順にクリックします。
初めてのEvolutionの起動の手順に従って、アカウントを作成します。
Evolutionでは、一度に1つのMicrosoft Exchangeアカウントのみを設定できます。
既存の電子メールアカウントがある場合にExchangeで使用できるように変換するには、次の手順に従います。
[ツール]>[設定]>[メールのアカウント]の順にクリックします。
変換するアカウントを選択してから[編集]をクリックします。
[身元情報]タブをクリックし、必要に応じて電子メールアドレスを変更します。
[メールの受信]タブをクリックし、サーバタイプとしてMicrosoft Exchangeを選択します。
メールサーバの名前とユーザ名を入力して、SSLを使用するか選択します。
[受信オプション]タブをクリックして、新しいメールをチェックする頻度、グローバルカタログサーバ名、Exchangeのメールボックス名、OWAパス、公開フォルダサーバ、受信箱のメッセージにフィルタを適用するかを指定します。
[メールの送信]タブをクリックして、サーバタイプとしてMicrosoft Exchangeを選択します。
サーバ名を指定します。
[OK]をクリックします。
Evolutionを終了して再起動します。Evolution Connectorのアカウント設定に対する変更は、アプリケーションを再起動しないと有効になりません。