第7章
この章では、プロジェクトリソースセットを編集する方法について説明します。この章は、次の節から構成されています。
exteNd Directorでは、リソースセットの設定ファイルを編集するためのカスタムエディタが利用できます。このファイルは常にresourceset.xmlと呼ばれ、リソースセットを使用するアプリケーションWARのWEB-INF/confディレクトリにあります。 この節では、このエディタの便利な機能について説明します。
注記: リソースセットの設定には、resourceset.xmlで行う設定についての情報が記載されています。
ナビゲーションペインの[プロジェクト]タブで、WARのWEB-INF/confディレクトリのresourceset.xmlを検索します。
タブ付きペインの1つが開き、表示されます。 このグラフィカルビューでは、値を編集したり、XMLソースビューを選択してXMLをテキストとして編集したりできます。
resourceset.xmlで定義する変数は、任意の属性または要素値で使用できます。 グラフィカルビューでは、リストから変数を選択できます。 リソースセットエディタに、変数の現在の値に基づいてオンまたはオフになったチェックボックスが表示されます。
注記: 変数を使用する値を確認するには、XMLソースビューに切り替えて、$variablename$および!$variablename$の形式の変数を検索します。
resourcePathおよびlibPathのエントリリストを処理する場合、注意事項がいくつかあります。
リソースセットは、展開されたアプリケーションの単なる一機能ではありません。 リソースセットは開発環境でも動作するため、関係ビューアおよび検索などのツールの利用が可能となり、さらにエディタおよびウィザードによって使用されるリソースファイルの検索が可能になります。 開発環境でリソースセットを制御するために、リソースセットエディタの[一般]タブにはいくつかのユーティリティが用意されています。
これらのユーティリティでの設定が反映されるのは、開発環境内のみで、展開したアプリケーションは影響を受けません。
ボタン |
機能 |
---|---|
中止、開始、再起動 |
リソースセットを開始または停止します。 resourcePathおよびlibPathのエントリを変更した後で[再起動]を使用し、開発環境で正しいリソースセットのコンテンツが検索されるようにします。 リソースセットのファイルを編集していない場合、またはナビゲーションペインの[リソース]タブでリソースファイルを使用している場合は、メモリを節約するために[中止]を使用します。 |
検証 |
リソースセットの検証クラスを実行します。デフォルトの検証では、libPathおよびresourcePathのエントリが存在することが確認されます。 独自の検証クラスを追加した場合、それらのクラスも実行されます。
resourceset.xmlで検証をtrueに設定した場合([一般]タブの上半分)、exteNd Directorのサーバ上でのブートプロセス中に同じ検証プロセスが実行されます。 |
クリア |
リソースセットユーティリティによって報告されたメッセージをクリアします。 |
リソースサブプロジェクトを有効/無効にする |
リソースセットのリソースJARサブプロジェクトのリストを表示します。アーカイブから削除するJARを持つプロジェクトのチェックボックスをオフにします。 指定した設定は、開発環境で次回アーカイブを作成するときに使用されます。 ダイナミッククラスロードが有効である場合、ディスク場所からロードされるクラスを持つサブプロジェクトを無効にする必要があります。通常これは、myapp-resourceサブプロジェクトです。ディスクから何がロードされているかを調べるには、[libPath]タブの最後のエントリを確認します。 展開を高速化するために、アプリケーションでまだ使用されていないサブプロジェクトを無効にすることもできます。 |
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