7.3 登録されたポートレットの管理

[Portlet Admin]ページでは、ポートレットアプリケーションのポートレット登録に関係した次のタスクを実行できます。

7.3.1 展開されたポートレットアプリケーションでのポートレット登録へのアクセス

[Portlet Applications]リストには、選択したポートレットアプリケーションにある各ポートレット定義のポートレット登録が\'95\'5c示されます。

展開されたポートレットアプリケーションでポートレット登録にアクセスする

  1. [Portlet Applications]リストで、アクセスしたいポートレット定義と登録が含まれたポートレットアプリケーションを展開します。

    そのポートレットアプリケーションに含まれるポートレット定義がツリー\'95\'5c示されます。

    図
  2. アクセスしたいポートレット登録が含まれたポートレット定義を展開します。

    そのポートレット定義に含まれるポートレット登録がツリー\'95\'5c示されます。

    図

7.3.2 ポートレット登録の情報の表示

リストされたポートレット登録に関する次の情報を\'95\'5c示できます(読み込み専用)。

  • \'95\'5c示名

  • 登録のタイプ

  • ポートレットのタイトル

  • 実行のタイプ(同期または非同期)

  • Class name

  • 説明

[ポートレットアプリケーション]リストで、情報を表示するポートレット登録を選択します。

[一般]パネルが右側に表示され、図 7-1のように選択したポートレット登録の情報が表示されます。

図 7-1 ポートレット登録:一般プロパティ

7.3.3 ポートレット登録へのカテゴリの割り当て

ポートレット登録をカテゴリ別に整理すると、ポートレットアプリケーションで特定のポートレットを容易に検索できます。

  1. [ポートレットアプリケーション]リストで、カテゴリを設定するポートレット登録を選択します。

    [General]パネルが右側に\'95\'5c示されます。

  2. [Categories]パネルに移動します。

    このパネルには、選択したポートレット登録で使用できるカテゴリのリスト、および割り当てられたカテゴリのリストが\'95\'5c示されます。

  3. 次のように必要に応じて[Assigned Categories]リストを更新します。

    必要な作業

    操作手順

    ポートレット登録に1つまたは複数のカテゴリを割り当てる

    割り当てる各カテゴリを選択し、>をクリックします。

    ポートレット登録にすべてのカテゴリを割り当てる

    Click >>

    1つまたは複数のカテゴリの割り当てを削除する

    削除する各カテゴリを選択し、<をクリックします。

    すべてのカテゴリの割り当てを削除する

    Click <<

  4. Save Categories]をクリックします。

7.3.4 ポートレット登録の設定の変更

ポートレット設定では、ポータル(Identity Managerユーザアプリケーション)が個別のポートレットと対話的にやり取りする方法を定義します。各ポートレットは次の内容が設定されています。

  • 役職

  • タイムアウトの最大時間

  • 認証の必要性

  • タイトルバーの\'95\'5c示

  • ユーザから隠す

  • ポートレットアプリケーションで定義されたオプション

ポートレットアプリケーションWARのポートレット展開記述子(portlet.xml)で、標準Java Portlet 1.0の設定が定義されています。これらの設定値は、[ポートレット管理]ページを使用して登録別に変更できます。この場合、新しい値は選択したポートレット登録にのみ適用されます。

ポートレット登録の設定を変更する

  1. [Portlet Applications]リストで、設定を変更するポートレット登録を選択します。

    [General]パネルが右側に\'95\'5c示されます。

  2. [Settings]パネルに移動します。

    このパネルには、選択したポートレット登録の現在の設定が\'95\'5c示されます。

    図
  3. 必要に応じて設定を変更します。

    このパネルでの作業中、次のアクションも実行できます。

    必要な作業

    操作手順

    保存していない変更を破棄する

    Cancel]をクリックします。

    このポートレット登録の設定をすべてデフォルト値に戻す(対応するポートレット定義に従います)。

    Reset All]をクリックします。

    個別の設定をデフォルト値に戻す

    設定の横にある[Reset]リンクをクリックします。

  4. Save Settings]をクリックします。

7.3.5 ポートレット登録の初期設定の変更

ポートレットの初期設定は、ポートレットの設計時に開発者がポートレット展開記述子で定義します。初期設定は、ポートレットの開発者の実装に基づいてポートレットごとに異なります。

[ポートレット管理]ページを使用して、これらの初期設定値を登録ごとに変更できます。この場合、新しい値は選択したポートレット登録にのみ適用されます。

ポートレット登録の初期設定を変更する

  1. [ポートレットアプリケーション]リストで、初期設定を変更するポートレット登録を選択します。

    [General]パネルが右側に\'95\'5c示されます。

  2. [Preferences]パネルに移動します。

    このパネルには、選択したポートレット登録の現在の初期設定が\'95\'5c示されます。

    図
  3. 必要に応じて初期設定を変更します。

    このパネルでの作業中、次のアクションも実行できます。

    必要な作業

    操作手順

    初期設定の詳細情報を\'95\'5c示する

    Descriptions]をクリックします。

    保存していない変更を破棄する

    Cancel]をクリックします。

    このポートレット登録の初期設定をすべてデフォルト値に戻す(対応するポートレット定義に従います)。

    [すべてリセット]をクリックする

    個別の初期設定をデフォルト値に戻す

    各初期設定の横にある[リセット]リンクをクリックする

  4. ポートレット定義で指定された各ロケールの初期設定のローカライズバージョンを変更する

    1. 初期設定の横にある[Detail]リンクをクリックします(リンクが\'95\'5c示されている場合)。

      各ロケールの初期設定値がパネルに\'95\'5c示されます。

    2. 必要に応じて値を変更します。

    3. OK]をクリックして変更を適用し、初期設定のメインリストに戻ります。

  5. Save Preferences]をクリックします。

7.3.6 ポートレット登録のセキュリティ許可の割り当て

ポートレット登録のユーザ、グループ、およびコンテナに、表 7-2で説明されているセキュリティ許可を割り当てられます。

表 7-2 ポートレット登録のセキュリティ許可の割り当て

許可

説明

リスト

ユーザは、選択したリストからポートレット登録を\'95\'5c示できます。

Execute

ユーザは、ポータルページのポートレット登録を実行できます。

セキュリティ許可を変更した場合、新しい値は選択したポートレット登録にのみ適用されます。

ポートレット登録のセキュリティ許可を割り当てる

  1. [ポートレットアプリケーション]リストで、セキュリティ許可を変更するポートレット登録を選択します。

    [General]パネルが右側に\'95\'5c示されます。

  2. [Security]パネルに移動します。

    このパネルには、選択したポートレット登録の現在のセキュリティ許可が\'95\'5c示されます。

    図
  3. 割り当てる許可のタイプに応じて、[List]または[Execute]タブに移動します。

  4. 次の検索設定の値を指定します。

    設定

    操作

    Search for

    次のいずれかをドロップダウンメニューから選択します。

    • ユーザ

    • グループ

    • コンテナ

    Starts with

    必要な作業:

    • 指定したタイプ(ユーザ、グループ、またはコンテナ)で使用できるオブジェクトすべてを検索する場合は、この設定を空白にします。

    • これらのオブジェクトのサブセットを検索して、目的のCN値の開始文字を入力します。(大文字小文字は区別されません。ワイルドカードはサポートされていません)。

      たとえば、Sから始まるグループを検索する場合、検索結果は次のようになります: cn=Sales,ou=groups,o=MyOrg cn=Service,ou=groups,o=MyOrg cn=Shipping,ou=groups,o=MyOrg

      Seから始まるグループを検索した場合は、次のようになります: cn=Service,ou=groups,o=MyOrg

  5. Go]をクリックします。

    検索結果は、[Results]リストに\'95\'5c示されます。

  6. ポートレット登録に割り当てるユーザ、グループ、またはコンテナを選択して、[Add(>)]\'83\'7bタンをクリックします。

    複数選択するには、<Ctrl>キーを押しながら選択します。

  7. ポートレット登録のロックの有効または無効を次のように設定します。

    必要な作業

    操作手順

    ポートレット登録をロックして、ユーザアプリケーション管理者だけがリスト/実行できるようにする

    [管理者のみに設定された許可をリスト]/[管理者のみに設定された許可を実行]を選択します。

    割り当てられたすべてのユーザ、グループ、およびコンテナがポートレット登録をリスト/実行できるようにする

    [管理者のみに設定された許可をリスト]/[管理者のみに設定された許可を実行]の選択を解除します。

    メモ:この設定を解除した状態でポートレット登録に対して明示的に割り当てられたユーザ、グループ、またはコンテナがない場合、ユーザ全員がこのポートレット登録に対しリスト許可と実行許可を持つことになります。

  8. 保存]をクリックします。

7.3.7 ポートレット登録の解除

必要な場合は、[Portlet Admin]ページを使用してポートレットの登録を解除できます。

メモ:自動登録として定義されたポートレットは、登録を解除してもアプリケーションサーバの再起動時に自動的に再登録されます。

ポートレットの登録を解除する

  1. [Portlet Applications]リストで、登録を解除するポートレット登録を選択します。

    [General]パネルが右側に\'95\'5c示され、選択したポートレット登録の情報が\'95\'5c示されます。

    図
  2. Unregister Portlet]をクリックします。

  3. 登録解除の操作を確認するメッセージが\'95\'5c示されたら、[OK]をクリックします。