開始アクティビティはワークフローで実行する最初のアクティビティです。リソースのプロビジョニング要求をユーザが作成すると、実行を開始します。ユーザが要求を作成した後、開始アクティビティによって、初期要求フォームがユーザに表示されます。初期要求フォームでは、ユーザは要求の理由を示すコメントを指定するよう要求されることがあります。
アプリケーション要件に適合するように初期要求フォームをカスタマイズできます。フォームのカスタマイズの詳細については、「セクション 6.0, プロビジョニング要求定義のフォームの作成」を参照してください。
フォームをユーザに表示する前に、開始アクティビティに指定されたすべての前動作データマッピングが実行されます。
ユーザがフォームを送信した後、開始アクティビティに指定されたすべての後動作データマッピングが実行されます。通常、これらのマッピングには、フォームフィールドからフローデータオブジェクトへのデータのコピーが含まれます。
開始アクティビティのプロパティは次のとおりです。
表 8-1 開始アクティビティのプロパティ
プロパティ名 |
説明 |
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アクティビティの名前を指定します。 |
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プロビジョニング要求定義の表示名を上書きできます。これは、ユーザが または を選択したときに 列で表示される名前です。名前は定数にもECMA式の結果にもすることができ、サポートされるロケールごとにローカライズできます。定数またはECMA式を指定するダイアログボックスにアクセスするには、 列の ボタンをクリックします。![]() 定数を指定するには、 ECMA式を指定するには、 定数とECMA式の両方を指定する場合、ダイアログボックスで示すように(前図)、ランタイム時には、最後に入力された値が表示されます。 |
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表 7-10の[デジタル署名タイプ]を参照してください。 |
開始アクティビティに関連付けられたデータ項目をバインドするには、前動作および後動作マッピングを定義します。前動作マッピングは、フローデータオブジェクトから取得した定数または値で要求フォームのデータを初期化します。後動作マッピングは、フォームデータをフローデータオブジェクトに戻します。
表 8-2 開始アクティビティのデータ項目マッピング
ECMA式の作成の詳細については、「セクション 10.0, ECMA式の使用」を参照してください。
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