日付と時刻を扱うトークンには、日付と時刻の表し方のフォーマット、言語、およびタイムゾーンを処理する引数があります。日付フォーマットの引数は、「!」を使用するか、または「!」文字を使用しないことで指定できます。フォーマットが「!」文字で始まっている場合、そのフォーマットは名前付きフォーマットです。有効な名前は、表 4-2で定義されています。
表 4-2 有効な日付/時刻パラメータ
フォーマットが「!」で始まっている場合は、Javaクラスjava.text.SimpleDateFormatで認識できるパターンに準拠したカスタム日付/時刻フォーマットと解釈されます。
言語の引数は、IETF RFC 3066に準拠した識別子で指定できます。システムが理解できる識別子のリストを取得するには、Javaクラスjava.util.Locale.getAvailableLocales()をコールし、結果に含まれる下線文字をすべてハイフンに置き換えます。言語の引数を省略するか、空白にすると、システムのデフォルトの言語が使用されます。
タイムゾーンの引数は、Javaクラスjava.util.TimeZone.getTimeZone()が認識可能な識別子で指定できます。システムが理解できる識別子のリストを取得するには、Javaクラスjava.util.TimeZone.getAvailableIDs()をコールします。タイムゾーンの引数を省略するか、空白にすると、システムのデフォルトのタイムゾーンが使用されます。