このルールは、ターゲットデータストア内に部署別コンテナがない場合に、そのコンテナを作成します。このルールは、ドライバ内のコマンド変換ポリシーに実装します。ルールは、発行者と購読者のどちらのチャネルにも、また両方のチャネルにも設定できます。
この事前定義されたルールを使用する手順には、コマンド変換ポリシーセット内へのポリシーの作成、および事前定義されたルールのインポートの2つがあります。このルールに追加するコマンド変換ポリシーがすでにある場合は、事前定義されたルールのインポートへ進みます。
[
Policy Flow (ポリシーフロー)]ビューから発行者チャネルまたは購読者チャネルを選択します。[ポリシーセット)ビューでコマンド変換ポリシーセットを選択し、[をクリックして、新しいポリシーを作成します。
[
次へ]をクリックします。ポリシーに名前を付けます。
デフォルトの場所を使用するか、または別の場所を参照して使用して、ドライバにポリシーを配置します。
[
次へ]をクリックします。ポリシーのタイプとして、[
終了]をクリックします。ファイルの矛盾ウィンドウに、「Before editing this item you need to save. Do you wish to save the editor’s changes and continue? 」というメッセージが表示されたら、[ ]をクリックします。ポリシービルダが起動され、新しいコマンド変換ポリシーが保存されます。
ポリシービルダ内で、右クリックして[
]>[ ]または[ ]の順に選択します。[コマンド変換-部署別のコンテナの作成-パート1]を選択し、[OK
>ポリシービルダ内で右クリックして、[
]>[ ]または[ ]をクリックします。[コマンド変換-部署別のコンテナの作成-パート2]を選択し、[OK
>[
保存]の順にクリックして、ルールを保存します。環境に応じて変更すべき情報はありません。
重要:ルールが順序どおりに表示されていることを確認します。パート1は2よりも先に実行する必要があります。
このルールは、オブジェクトのターゲットの場所が存在しない場合に使用されます。このルールでは、オブジェクトが配置できない場合、作成を拒否する代わりにコンテナが作成され、その中にオブジェクトが配置されます。
パート1では「追加」イベントが想定されます。「追加」イベントが発生すると、2つのローカル変数が設定されます。最初のローカル変数は、target-containerという名前になります。target-containerの値が、ターゲットDNに設定されます。2つ目のローカル変数は、does-target-existという名前になります。does-target-existの値は、objectclassのターゲット属性値に設定されます。クラスはOrganizationalUnitに設定されます。OrganizationalUnitのDNは、ローカル変数target-containerに設定されます。
パート2では、ローカル変数does-target-existが使用可能かどうかが確認されます。また、ローカル変数does-target-existの値が空白に設定されているかどうかも確認されます。値が空白である場合、部門オブジェクトが作成されます。部門のDNは、ローカル変数target-containerの値に設定されます。また、OU属性の値も追加されます。OU属性の値は、ローカル変数target-containerに設定されます。これは、ソース形式をターゲットDNとして使用します。ターゲット形式はドット形式です。