このルールでは、ユーザオブジェクトの削除操作が、eDirectory™内のターゲットユーザオブジェクトを無効にする変更操作に変換されます。このルールは、ドライバ内の発行者コマンド変換ポリシーに実装します。
この事前定義されたルールを使用するには、コマンド変換ポリシーセット内へのポリシーの作成、および事前定義されたルールのインポートの2つの手順を実行します。このルールに追加するコマンド変換ポリシーがすでにある場合は、事前定義されたルールのインポートへ進みます。
管理するドライバの[Identity Managerドライバの概要
発行者チャネルのコマンド変換ポリシーオブジェクトをクリックします。
をクリックします。
ポリシーの名前を指定し、このポリシーをポリシービルダで実装することを確認したら、
ルールビルダが起動します。
ルールビルダで、[
[コマンド変換-無効にする発行者の削除]を選択します。
[OK]をクリックします。
このルールには、環境に応じて変更すべき情報はありません。
このルールは、通常は接続システムで発生した削除イベントに対して、削除コマンドが識別ボールトに送信されるときに使用されます。ユーザオブジェクトは識別ボールトで削除される代わりに、無効になります。削除コマンドがユーザオブジェクトに対して処理されるときは、「ログインの無効化」のターゲット属性値がTrueに設定され、ユーザオブジェクトから関連付けが削除され、削除コマンドが拒否されます。ユーザオブジェクトは、Novell eDirectoryツリーへはログインできなくなりますが、ユーザオブジェクトは削除されません。