Designerで収集した情報を使用することで、Identity Managerの各コンポーネントについて、インストールの場所や設定オプションなどの技術的判断を下すことができます。各コンポーネントの概要については、『Identity Manager 4.0.1概要ガイド』を参照してください。図 3-1は、Identity Managerソリューションとして考えられる設定の1つです。
図 3-1 Identity Managerのコンポーネント
Identity Managerはカスタマイズ性に優れています。次の項では、技術的なベストプラクティスによるガイドラインについて説明します。これらの項は、現在の環境で最適に機能するIdentity Managerソリューションをセットアップおよび設定するのに役立ちます。これらのガイドラインが現在の環境にどのように適用されるかを左右する変動要素には、サーバに搭載されているハードウェアのタイプ、WANの設定方法、および同期するオブジェクトの数などがありおます。