5.0 Identity Managerの入手場所

Identity Manager 4.0.1は、Advanced EditionおよびStandard Editionが利用可能です。それぞれに個別のISOイメージが存在します。Identity Manager 4.0.1 Advanced Editionには、エンタープライズクラスのユーザプロビジョニング向けの機能一式が含まれます。Identity Manager Standard Editionには、お客様のさまざまな要件を満たすために、Identity Manager Advanced Editionで利用できる機能のサブセットが含まれています。Standard Editionでは、Identity Managerの以前のバージョンに存在したすべての機能がそのまま提供されます。Identity Manager 4.0.1 Advanced EditionおよびStandard Editionの機能の詳細については、『Identity Manager 4.0.1 Overview Guide』のIdentity Manager 4.0.1 Overview Guideを参照してください。

Identity Managerの評価版をダウンロードし、90日間無料で使用できます。ただし、Identity Managerコンポーネントは、インストール後90日以内にアクティベートしないと、シャットダウンされます。90日間またはそれ以降、いつでも製品ライセンスの購入とIdentity Managerのアクティベーションを選択することも可能です。詳細については、セクション 8.0, Novell Identity Manager製品を有効にするを参照してください。

Identity Managerとそのサービスをダウンロードする

  1. NovellのダウンロードWebサイトにアクセスします。

  2. 製品または技術]メニューで、[Novell Identity Manager]を選択し、[検索]をクリックします。

  3. Novell Identity Managerのダウンロードページで、目的のファイルの横にある[ダウンロード]ボタンをクリックします。表 5-1には各ファイルの説明が含まれています。

    要件に基づいて、適切なISOイメージを選択できます。各ISOには、32ビット版と64ビット版の製品が含まれています。

    重要:Identity Manager Advanced EditionからStandard Editionに移行するには、Advanced Editionをアンインストールしてから、Standard EditionのISOイメージをIdentity Managerのメディアからインストールします。Standard EditionからAdvanced Editionにアップグレードするには、Identity Manager Advanced EditionのISOイメージを使用します。Advanced Editionにアップグレードするには、正しいアクティベーションを適用する必要があります。Standard EditionからAdvanced Editionへのアップグレードに関する詳細については、『Identity Manager 4.0.1 Upgrade and Migration Guide』を参照してください。

  4. 画面の指示に従って、ファイルをコンピュータ上のディレクトリにダウンロードします。

  5. 必要なすべてのファイルがダウンロードされるまで、ステップ 3以降を繰り返します。

  6. ダウンロードされた.isoファイルをボリュームとしてマウントするか、.isoファイルを使用してソフトウェアのDVDを作成します。作成したメディアの有効性をまだ確認していない場合は、[Media Check (メディアチェック)]オプションを使用してそれを確認できます。

    メモ:LinuxのISOファイルは、ファイルサイズが大きいため、片面2層のDVDにコピーする必要があります。

表 5-1 Identity ManagerのISOイメージ

ISO

プラットフォーム

説明

Identity_Manager_4.0.1_Windows_Advanced.iso

Windows

メタディレクトリサーバ、Designer、iManager、役割マッピング管理者、Analyzer、Identity Reporting Module、およびRoles Based Provisioning ModuleのDVDイメージを含みます。

Identity_Manager_4.0.1_Windows_Standard.iso

Windows

メタディレクトリサーバ、Designer、iManager、Analyzer、Identity Reporting Module、およびRoles Based Provisioning ModuleのDVDイメージを含みます。

Identity_Manager_4.0.1_Linux_Advanced.iso

Linux

メタディレクトリサーバ、Designer、iManager、役割マッピング管理者、Analyzer、Identity Reporting Module、およびRoles Based Provisioning ModuleのDVDイメージを含みます。

Identity_Manager_4.0.1_Linux_Standard.iso

Linux

メタディレクトリサーバ、Designer、iManager、Analyzer、Identity Reporting Module、およびRoles Based Provisioning ModuleのDVDイメージを含みます。

Identity_Manager_4.0.1_Solaris_Advanced.iso

Solaris

メタディレクトリサーバのDVDイメージを含みます。その他のコンポーネントは、Solarisプラットフォームではサポートされていません。

Identity_Manager_4.0.1_Solaris_Standard.iso

Solaris

メタディレクトリサーバのDVDイメージを含みます。その他のコンポーネントは、Solarisプラットフォームではサポートされていません。

Identity Managerの購入には、サービスドライバといくつかの一般的なドライバのアクティベーションが含まれています。

他のすべてのIdentity Managerドライバのアクティベーションは別途購入する必要があります。ドライバのアクティベーションは、Identity Manager統合モジュールとして販売されています。Identity Manager統合モジュールには、1つまたは複数のドライバを含めることができます。購入したIdentity Manager統合モジュールごとにプロダクトアクティベーションキーが提供されます。詳細については、Identity Managerドライバ製品のWebページを参照してください。

Identity Manager Advanced EditionおよびStandard Editionでは、別々のアクティベーションが利用可能です。詳細については、Novell Identity Manager製品を有効にするを参照してください。Identity Manager Advanced EditionからStandard Editionへの移行はサポートされません。Identity Manager Standard Editionを使用するには、Identity Managerのメディアからインストールする必要があります。

ユーザアプリケーションのRoles Based Provisioning Moduleは、Identity Managerを購入すると付属しています。これは、ユーザのIDを管理するために、強力な役割ベースの承認ワークフローを追加します。

Identity Managerの購入には、Identity Managerソリューションを設計、作成、および管理するのに役立つ次のようないくつかのツールが含まれています。

Identity Reporting Moduleは、Identity Managerソリューションを監査しそのソリューションに関するレポートを作成できる、Identity Managerの別のコンポーネントです。レポートを使用すると、ビジネスのコンプライアンス規制に従うのに役立ちます。

Identity Managerコンポーネントの詳細については、『Identity Manager 4.0.1概要ガイド』を参照してください。