7.10 役割マッピング管理者のインストール

役割マッピング管理者とは、主なITシステム内部で付与される権限および許可を検出するWebサービスのことです。

メモ:役割マッピング管理者は、Standard Editionでは使用できません。

役割マッピング管理者をインストールするには

  1. NovellのダウンロードWebサイトから必要なIdentity Managerのファイルをダウンロードしていることを確認します。詳細については、セクション 5.0, Identity Managerの入手場所を参照してください。

  2. Identity Managerのメディアの次の場所に含まれる役割マッピング管理者のインストールファイルを探します。

    Linux: IDM4.0.1_Lin/products/RMA/IDMRMAP.jar

    Windows: IDM4.0.1_Win:\products\RMA\IDMRMAP.jar

  3. コマンドラインから役割マッピング管理者のインストールディレクトリに移動し、「java -jar IDMRMAP.jar」と入力します。

    メモ:Linuxを使用している場合、セキュリティ上の理由から、root以外のユーザで役割マッピング管理者をインストールする必要があります。

  4. 使用許諾契約書の条項を確認し、「Yes」と入力します。

  5. 役割マッピング管理者用のインストールディレクトリを指定します。デフォルトパスは現在の場所です。

  6. 役割衝突管理者の名前を表すURL部分を指定します。デフォルト値はIDMRMAPです。

  7. HTTPポートを指定します。デフォルト値は「8081」です。

  8. 環境設定管理者のパスワードを指定します。

これで役割マッピング管理者がインストールされます。インストールの完了後、アプリケーションは自動的には開始されません。インストールディレクトリにある次のスクリプトを使用してアプリケーションを開始および停止します。

役割マッピング管理者がインストールされ開始されたら、それを設定する必要があります。設定情報については、『Identity Manager役割マッピング管理者4.0.1インストールおよび設定ガイド』のアプリケーションの設定を参照してください。