eDirectoryをアンインストールする前に、eDirectoryツリーで問題を引き起こさないようにeDirectoryのツリー構造とレプリカの配置を理解する必要があります。
eDirectoryをアンインストールする前に、次の質問に答えてください。
ツリー内に複数のサーバが存在しますか。
答えが「はい」の場合、このリスト内の他の質問に進んでください。答えが「いいえ」の場合、eDirectoryを削除できます。
このサーバはいずれかのマスタレプリカを保持していますか。
答えが「はい」の場合、eDirectoryを削除する前にレプリカリング内の他のサーバをマスタに昇格させる必要があります。詳細については、『Novell eDirectory 8.8管理ガイド』の「Managing Partitions and Replicas
」を参照してください。
このサーバはパーティションのコピーのみを保持していますか。
答えが「はい」の場合、このパーティションを親パーティションにマージするか、別のサーバにこのパーティションのレプリカを追加し、それにマスタレプリカを保持させる必要があります。詳細については、『Managing Partitions and Replicas
」を参照してください。
eDirectoryツリーの準備が整っていることを確認したら、次の手順でeDirectoryをアンインストールします。
これがシングルサーバツリーの場合、ステップ 2にスキップします。そうでない場合、eDirectoryデータベースでヘルスチェックを実行します。エラーが発生した場合は、エラーを修復してから次へ進みます。詳細については、『Novell eDirectory 8.8管理ガイド』の「eDirectory
」を参照してください。
eDirectoryをアンインストールします。
Linux/UNIX: /opt/novell/eDirectory/sbin/nds-uninstallにあるアンインストールスクリプトを実行します。
スクリプトを実行するには、「./nds-uninstall」と入力します。
Windows: eDirectoryをアンインストールする手順は、サポートされているWindowsプラットフォームごとに異なります。
Windows 2003 SP2 (32ビットおよび64ビット): [コントロール パネル]で、
> の順に選択し、 をクリックします。Windows 2008 SP1 (32ビットおよび64ビット):
> の順にクリックし、右クリックして を選択します。(オプション)これが複数のサーバツリーの場合、ツリー内に残っているサーバ固有のオブジェクトを削除してからヘルスチェックを再度実行します。これにより、サーバがツリーから適切に削除されたことが確認されます。
詳細については、『Novell eDirectory 8.8管理ガイド』の「eDirectory
」を参照してください。