次の方法で、Identity Managerをアップグレードできます。
メモ:SolarisでGUIおよびサイレントモードの両方でIdentity Managerのアップグレードを起動する前に、 . /opt/novell/eDirectory/bin/ndspathコマンドを実行してください。
サポートコンポーネントをアップグレードしたら、メタディレクトリサーバをアップグレードします。アップグレードプロセス中に、ファイルシステムに保存されているドライバシムファイルがアップグレードされます。
ドライバを停止していることを確認します。手順については、セクション 4.10, ドライバの停止を参照してください。
Linuxの場合、lcacheプロセスを停止します。
メタディレクトリサーバとリモートローダが同じサーバ上にある場合、手動でlcacheプロセスを停止します。
メタディレクトリサーバとリモートローダが同じサーバ上にない場合、lcacheプロセスはアップグレード中にndsdプロセスによって自動的に停止します。
WindowsおよびSolarisの場合、アップグレードを開始する前にlcacheプロセスを強制終了します。
Identity Managerのメディアからメタディレクトリサーバのインストーラを起動します。
Linux: IDM4.0.1_Lin/products/IDM/install.bin
Solaris: IDM4.0.1_Solaris/products/IDM/install.bin
バイナリファイルを実行するために、「./install.bin」と入力します。
Windows: IDM4.0.1_Win:\products\IDM\Windows\setup\idm_install.exe
インストールに使用する言語を選択し、使用許諾契約書の条項を確認し、同意します。
メタディレクトリサーバとドライバシムファイルを更新するために、
、 、および オプションを選択します。eDirectoryに対する管理者権限を持つユーザおよびユーザパスワードをLDAP形式で指定します。
概要を確認して、
をクリックします。インストールの概要を読み、
をクリックします。メモ:Identity Managerを32ビットから64ビットにアップグレードすると、Groupwiseドライバとネイティブカスタムドライバは機能しなくなります。
Identity Managerコンポーネントのサイレントアップグレードを実行するには、アップグレードを完了するのに必要なパラメータを含むプロパティファイルを作成する必要があります。Identity Managerのメディアにはサンプルファイルが含まれています。
Linux: IDM4.0.1_Lin/products/IDM/linux/setup/silent.properties
Solaris: IDM4.0.1_Lin/products/IDM/solaris/setup/silent.properties
Windows: IDM4.0.1_Win:\products\IDM\Windows\setup\silent.properties
プラットフォーム用の正しいプログラムを使用して、サイレントアップグレードを開始します。
LinuxまたはSolaris: ./install.bin -i silent -f <ファイル名>.properties
バイナリファイルを実行するために、「./install.bin -i silent -f <ファイル名>.properties」と入力します。
Windows: IDM4.0.1_Win:\products\IDM\windows\setup\idm_install.exe -i silent -f <ファイル名>.properties
次の属性をIdentity Mangerのアップグレードを実行する場所にあるsilent.propertiesファイルに設定します。
EDIR_USER_NAME=cn=admin,o=test
EDIR_USER_PASSWORD=test
METADIRECTORY_SERVER_SELECTED=true
CONNECTED_SYSTEM_SELECTED=false
X64_CONNECTED_SYSTEM_SELECTED=true
WEB_ADMIN_SELECTED=false
UTILITIES_SELECTED=false
メモ:メタディレクトリサーバのアップグレード中にリモートローダをアップグレードするには、CONNECTED_SYSTEM_SELECTED属性をtrueに設定します。