4.17 既存のドライバ環境設定ファイルと新しいドライバのオーバーレイ(非推奨)

Identity Manager 4.0.1では、ドライバの環境設定ファイルの代わりにパッケージを使用します。このリリースには、新しい環境設定ファイルがありません。4.0以降、すべての新しいドライバコンテンツは、パッケージを使用して提供されます。

開始前に、カスタマイズされたポリシーに、デフォルトのポリシーと異なるポリシー名が付いていることを確認します。ドライバ環境設定が新しいドライバファイルでオーバーレイされると、既存のポリシーは常に上書きされます。カスタムポリシーに固有の名前が付いていない場合、それらのカスタムポリシーは失われます。

既存のドライバに対して新しいドライバ環境設定をオーバーレイして、ドライバ環境設定ファイル内にある新しいポリシーまたは機能を持つドライバを更新します。

4.17.1 Designerを使用した既存のドライバ環境設定ファイルと新しいドライバのオーバーレイ

重要:データが失われないように、カスタマイズされたポリシーにはデフォルトのポリシーとは異なる名前が付いていることを確認してください。

  1. モデラーで、アップグレードするドライバのドライバ行を右クリックします。

  2. 環境設定ウィザードの実行]を選択します。

  3. 警告のページが表示されたら、[はい]をクリックします。

    この警告は、ドライバ設定とポリシーがすべてリセットされることを通知しています。

  4. アップグレード中のドライバのドライバ環境設定を参照して選択し、[実行]をクリックします。

  5. ドライバの情報を指定して、[次へ]をクリックします。

    情報を指定するページは複数表示される場合があります。

  6. [結果]ページで[OK]をクリックします。

  7. ドライバパラメータおよびポリシーを調べて、すべての項目が希望どおりに設定されていることを確認します。

  8. カスタムポリシーがある場合、セクション 4.16, ドライバへのカスタムポリシーとルールの復元に進みます。ない場合には、セクション 4.19, ドライバの起動に進みます。

4.17.2 iManagerを使用した既存のドライバ環境設定ファイルと新しいドライバのオーバーレイ

重要:データが失われないように、カスタマイズされたポリシーにはデフォルトのポリシーとは異なる名前が付いていることを確認してください。

  1. iManagerで、[Identity Manager]>[Identity Managerの概要]の順に選択します。

  2. ツリーでその場所を参照して選択し、ドライバセットオブジェクトを検索してから、[検索]アイコン[検索]アイコンをクリックします。

  3. ドライバセットオブジェクトをクリックします。

  4. [ドライバ]>[ドライバの追加]をクリックしてから、新規ドライバウィザードページで[次へ]をクリックします。

  5. オーバーレイするドライバ環境設定を選択して、[次へ]をクリックします。

  6. 既存のドライバ]フィールドで、アップグレードするドライバを参照して選択します。

  7. ドライバの情報を指定して、[次へ]をクリックします。

  8. [概要]ページで、[このドライバおよびポリシーライブラリに関するすべてを更新する]を選択します。

  9. 次へ]をクリックし、[概要]ページで[完了]をクリックします。

  10. ドライバパラメータおよびポリシーを調べて、すべての項目が希望どおりに設定されていることを確認します。

  11. カスタムポリシーがある場合、セクション 4.16, ドライバへのカスタムポリシーとルールの復元に進みます。ない場合には、セクション 4.19, ドライバの起動に進みます。