各ドライバに保存されているサーバ固有のすべての情報を、新しいサーバの情報にコピーする必要があります。サーバ固有の情報は、次のものに含まれています:
グローバル構成値
エンジン制御値
名前付きパスワード
ドライバの認証情報
ドライバの起動オプション
ドライバパラメータ
ドライバセットデータ
これは、DesignerまたはiManagerで実行できます。Designerを使用する場合には、自動的なプロセスです。iManagerを使用する場合には、手動のプロセスです。3.5バージョンより前のIdentity Managerサーバから3.5以降のIdentity Managerサーバに移行するのであれば、iManagerを使用する必要があります。その他のサポートされるマイグレーションパスには、Designerを使用できます。
このプロシージャは、ドライバセットに保存されているすべてのドライバに影響します。
Designerで、プロジェクトを開きます。
[
]タブで、サーバを右クリックして、[ ]を選択します。概要を読んで新しいサーバにマイグレートされる項目を確認し、[
]をクリックします。選択可能なサーバのリストからターゲットサーバを選択して、[
]をクリックします。リストに表示されているサーバだけが、現在ドライバセットに関連付けられておらず、ソースサーバのIdentity Managerのバージョンと等しいか新しいサーバです。
[
]を選択します。3つのオプションがありますが、[
]が推奨されます。ターゲットサーバをアクティブにする: ソースサーバの設定をターゲットサーバにコピーして、ソースサーバのドライバを無効にします。
ソースサーバをアクティブのままにする: 設定をコピーせずに、ターゲットサーバのすべてのドライバを無効にします。
ターゲットソースサーバの両方をアクティブにする: ソースサーバの設定をターゲットサーバにコピーし、ソースサーバまたはターゲットサーバのドライバは無効にしません。このオプションはお勧めできません。両方のドライバを起動すると、同じ情報が2つの異なるキューに書き込まれます。これは障害を起こす可能性があります。
をクリックします。
変更されたドライバを識別ボールトに展開します。
詳細については、Designer 4.0.1 for Identity Manager 4.0.1: 管理ガイド
の「識別ボールトへのドライバセットの展開」を参照してください。
ドライバを起動します。
詳細については、セクション 4.19, ドライバの起動を参照してください。
iManagerで、をクリックして、[Identity Managerの管理]ページを表示します。
[
]をクリックします。ドライバセットを含んでいるコンテナをブラウズして、選択します。
ドライバセット名をクリックして、[ドライバセットの概要]ページにアクセスします。
ドライバの右上隅をクリックし、[
]をクリックします。ドライバの右上隅をクリックし、[
]をクリックします。古いサーバの情報を含むすべてのサーバ固有のドライバパラメータ、グローバル環境設定値、エンジン制御値、名前付きパスワード、ドライバ認証データ、およびドライバの起動オプションを、新しいサーバの情報にコピーまたはマイグレートします。最大ヒープサイズ、Javaの設定などのグローバル環境設定値やドライバセットのその他のパラメータは、古いサーバの値と同一の値を持つ必要があります。
[
]をクリックして、すべての変更を保存します。ドライバの右上隅をクリックして、ドライバを起動します。