Identity Manager 4.0.1は、自動的にRBPMのコアランタイムコンポーネントをインストールします。ただし、Roles Based Provisioning Module用のインストールプログラムを個別に呼び出すこともできます。
RBPMインストールプログラムはIdentity Managerメタディレクトリ環境がインストールされているマシン上で実行する必要があります。eDirectoryがデフォルトの場所またはデフォルトのdibの場所にインストールされていない場合、インストールは失敗します。
メモ:RBPMのインストールプログラムは、eDirectoryがデフォルトのLDAPポートである389および636で実行されていない場合も適切に実行されません。デフォルトのLDAPポートで実行中でない場合は、スキーマが有効でなく、NrfCaseUpdateユーティリティを実行する必要があると常に通知されます。この問題を修正するには、セクション 3.4, スキーマの手動による拡張で説明するように、手動でスキーマを拡張する必要があります。
これらの品目がIdentity Managerにインストールされると、ユーザアプリケーションを実行するために必要なドライバを作成するために、セクション 4.0, ドライバの作成で説明されている手順に従う必要があります。
重要:RBPMの3.6.1以前のリリースで作成されたeDirectoryツリーにユーザアプリケーションドライバが含まれている場合、Roles Based Provisioning Moduleインストールプログラムを実行する前にNrfCaseUpdateユーティリティを実行する必要があります。実行しないと、インストールが失敗します。バージョン4.0.1の新規インストールを実施する場合、または3.7からアップグレードする場合、この手順は必要はありません。