あるタスクがワークフローキュー内にある場合、次のアクションを実行できます。
チームマネージャはチームメンバーのタスクを表示できます。タスクリストに一覧されるのは、チームが利用可能なタスクだけです。
[
]([ ]アクションカテゴリ内)をクリックし、[チームのタスク]ウィンドウを表示します。[
]下矢印をクリックして、チームを表示します。チームマネージャとして割り当てられているチームを選択します。ユーザを選択します。
[
]選択ボックスに名前が含まれている場合は、[ ]下矢印をクリックして、選択したチームのメンバーすべてを表示します。表示するタスクを所有する人物の名前をクリックします。[
]選択ボックスが空の場合は、[ ]アイコンをクリックして、[オブジェクトルックアップ]ウィンドウを開きます。チームメンバーを探すための検索条件を指定して[ ]をクリックし、チームメンバーを選択します。チームは管理者が定義し、選択ボックスの横にある[に自動的に入力した選択内容を表示するか、それとも空のリストを表示するかも管理者が定義します。
(オプション)
間隔を指定して、選択した時間内に期限切れになるタスクを検索します。1桁以上(例: 10)を指定します。[
]間隔を指定した場合は、間隔を日、週、または月のいずれにするかを選択します。[
]を使用して、チームメンバーに対して表示するタスクのサブセットを選択します。チームメンバーに対してリソースを許可または取り消すタスクを表示するには、[ ]を選択します。チームメンバーが実行責任を持つタスクを表示するには、[ ]を選択します。両方のタスクを選択できます。[
]選択ボックスで、表示するタスクカラムを1つ以上選択し、右矢印をクリックしてタスクリストに追加します。カラムの選択順序が画面での表示順序になります。カラムに含めることができる項目は次のとおりです。[
]をクリックして、選択したユーザのタスクを一覧にします。別のチームメンバーのタスク、または別のチームのタスクを表示するには、ステップ 2に戻って、新しい検索条件を定義します。
プロビジョニングアプリケーション管理者は、ユーザまたはグループごとにタスクを表示できます。
[
]([ ]アクションカテゴリ内)をクリックし、[チームのタスク]ウィンドウを表示します。[
]で、[ ]または[ ]を選択します。名前をルックアップするには、[をクリックしてルックアップ条件を指定し、[ ]をクリックします。
ユーザ名またはグループ名をクリックして選択します。[オブジェクトルックアップ]ページの次のサンプルは、すべてのグループをルックアップした場合です。
オプションで、[タイムアウト]間隔を指定して、指定した間隔内で期限切れになるタスクを検索します。1桁以上で指定します。
[
]間隔を指定した場合は、間隔を日、週、または月のいずれにするかを選択します。[
]を使用して、タスクのサブセットを選択します。ユーザまたはグループにリソースを許可または取り消すタスクを表示するには、[ ]を選択します。ユーザまたはグループが実行責任を持つタスクを表示するには、[ ]を選択します。両方の種類のタスクを選択できます。[
]選択ボックスで、表示するタスクの説明を1つ以上選択し、右矢印をクリックして説明をタスクリストに追加します。説明を追加した順序は、タスクリストのカラム見出しの表示順序になります。次を選択できます。[
]をクリックしてタスクを表示します。表示されたグループタスクは、グループに明示的に割り当てられたもので、グループの各メンバーに割り当てられたものであはありません。個人に割り当てられたタスクを表示するには、その人物のタスクを表示します。
別のユーザまたはグループのタスクを表示するには、ステップ 2に戻って、新しい検索条件を定義します。
タスクリストは、テンプレート表示または公開表示フォーマットで表示されます。表示フォーマットは管理者が選択します。
テンプレート表示フォーマットはデフォルトの表示フォーマットです。図 12-1は例を示しています。
図 12-1 テンプレート表示フォーマットのタスクリストの例
テンプレート表示では、値を基準にカラムをソートしたり、1ページごとのタスク数を設定したり、タスクリストのページを移動したりできます。
カラムの見出しをクリックすると、カラム内の値をソートできます。
もう一度見出しをクリックすると、逆順にソートできます。
タスクリストの右側にある[
]選択ボックスの下矢印をクリックします。ページの長さを、1ページごとのタスク数5、10、または25の中から選択します。
、および[ ]をクリックして、タスクリストのページを移動できます。
公開表示フォーマットを使用すると、取得済みデータをフィルタできます。図 12-2は、公開表示フォーマットの例を示しています。
図 12-2 公開表示フォーマットのタスクリストの例
カラムの見出しをクリックすると、カラム内の値をソートできます。
もう一度見出しをクリックすると、逆順にソートできます。
公開表示フォーマットでは、検索によって返されたデータセット全体が表示されます。フィルタを使用して、このデータセットをフィルタできます。フィルタは画面右側にあり、検索のカラム見出しの名前が付いています。
、および[ ]のカラム値を基準にデータをフィルタできます。フィルタは、対応するカラムが画面に含まれている場合にのみ表示されます。メモ:公開表示では、フィルタをファセットと呼びます。
図 12-3は、[要求]フィルタと[割り当て先]フィルタを使用した例を示しています。
図 12-3 公開表示の2つのフィルタ
各フィルタパラメータの横には、数字とチェックマーク(オプション)があります。数字は、現在のフィルタセット内のパラメータに一致するタスク数を示します。チェックマークは、フィルタパラメータが選択されているかどうかを示します。初期状態では、すべてのフィルタパラメータが選択されており、検索を実行すると、すべてのデータを表示できます。フィルタにパラメータが1つしかない場合、そのパラメータは自動的に選択されます。
データのサブセットを表示するには、1つ以上のフィルタボックスのパラメータを1つ以上クリックします。
メモ:1つのフィルタのパラメータを選択すると、他のフィルタで使用できるパラメータが変わる場合があります。
たとえば、[割り当て先]フィルタでMargoの名前をクリックして、[要求者]フィルタでKevinの名前をクリックした場合、図 12-4に示すように、Margo Mackenzieに割り当てられていて、かつKevin Chesterが要求したタスクのみが表示されます。
図 12-4 2つのフィルタを適用した後のタスクリストの例
画面に表示されているデータをエクスポートするには、画面上部にある[
]をクリックします。[
]または[ ]を選択します。公開表示によって、コード化されたテキストファイルが生成されます。内容をクリップボードにコピーします。
クリップボードから貼り付け先のファイルに貼り付けます。
[
]をクリックするか、または< >キーを押して、コード化されたテキストのウィンドウを閉じます。テンプレート表示および公開表示のどちらでも、結果セット内の各タスクのステータスを示すアイコンが表示されます。この節では、タスクリストに表示される表示アイコンについて説明します。
[図 12-5は凡例を示しています。
]カラムの下にはステータスフラグが表示されます。フラグは凡例で定義されています。凡例にアクセスするには、[チームのタスク]タイトルバーの右側にある複数色のアイコンをクリックします。図 12-5 [チームのタスク]画面に表示されるアイコン
赤いフラグは優先度の高いタスクを示します。この優先度は、管理者が作成したプロビジョニング要求定義で設定されています。
[([ ]カラムにあります)は、タスクが引き受け済みであることを示します。
[([ ]カラムにあります)は、タスクを承認または拒否するのにデジタル署名が必要なことを示します。
タスクリスト内のタスクを選択して開くには、次の手順を実行します。
タスク名をクリックします。
[チームのタスク]ページに[タスク詳細]パネルが表示されます。
タスクが複数の承認者に割り当てられている場合、[タスク詳細]フォームには
アイコンが フィールドの隣に表示され、アイコンの下に複数の承認が必要なことを示すテキストが表示されます。複数の承認者に割り当てられたタスクの詳細を表示するには、
アイコンの下にあるテキストをクリックします。必要な承認の数、現在の受取人は誰か、現在の承認ステータスは何か、を示すポップアップウィンドウが表示されます。
タスクの要件は、管理者がそのタスクをどのように設定したかに依存します。
承認タイプが[グループ]の場合、タスクはあるグループ内の複数のユーザに割り当てられていますが、タスクを引き受けて承認できるのは1人だけです。
承認タイプが[複数承認者]の場合、タスクは複数の受取人に割り当てられており、すべての受取人がそのタスクを引き受け、承認する必要があります。
承認タイプが[定足数]の場合、タスクは複数の受取人に割り当てられており、受取人のうちの定足数に達すればタスクを承認できます。 定足数の定義は管理者が行います。 定足数を定義するために、管理者は必要となる正確な承認数または承認の割合を特定する承認条件を指定します。
タスクを引き受ける場合は、セクション 12.2.5, タスクの引き受けの手順を実行します。
タスクを再割り当てする場合は、セクション 12.2.6, タスクの再割り当ての手順を実行します。
タスクのコメント履歴を表示するには、
をクリックします。ポップアップウィンドウにユーザおよびシステムコメントが表示されます。 コメントが表示される順序は、各コメントに関連したタイムスタンプにより決定されます。 最初に入力されたコメントが初めに表示されます。 並列承認フローでは、処理中のアクティビティが同時には予測不可能な可能性があります。
ユーザコメントを表示するには、
をクリックします。ユーザコメントには、次のような種類の情報が含まれています。
各コメントが追加された日時。
コメントの対象となるアクティビティの名前。 表示されるアクティビティのリストには、ユーザおよび処理済みまたは現在処理中のプロビジョニングアクティビティが含まれる。
コメントを作成したユーザ名。 コメントがワークフローシステムにより生成された場合、アプリケーション名(たとえば、IDMProv)がユーザ名となる。 ワークフローシステムにより生成されたコメントは自動的にローカライズされます。
各アクティビティに現在指名されているユーザ名を含むコメントテキスト。
メモ:ワークフロー設計者は、ワークフローに対するユーザコメントの生成を無効化できる。 詳細については、『Identity Managerユーザアプリケーション: 設計ガイド』を参照してください。
システムコメントを表示するには、
をクリックします。システムコメントには、次のような種類の情報が含まれています。
各コメントが追加された日時。
コメントの対象となるアクティビティの名前。 システムコメントを表示すると、ワークフロー内のすべてのアクティビティが一覧表示される。 表示されるアクティビティのリストには、処理済みまたは現在処理中のアクティビティが含まれる。
コメントを作成したユーザ名。 コメントがワークフローシステムにより生成された場合、アプリケーション名(たとえば、IDMProv)がユーザ名となる。 ワークフローシステムにより生成されたコメントは自動的にローカライズされます。
アクティビティ向けに実行されたアクションを示すコメントテキスト。
システムコメントは、デバッグをするために使用されることを主な目的としています。 ほとんどのビジネスユーザはワークフローのシステムコメントを見る必要はありません。
コメントの長いリストをスクロールするには、画面の最下部の矢印をクリックします。 たとえば、次ページにスクロールするには、
の矢印をクリックします。をクリックしてウィンドウを閉じます。
タスクリストに戻るには、
をクリックします。メモ:
および ボタンは、これらのアクションがチーム要求権限で許可されている場合のみ表示されます。実行するチームメンバーのタスクを引き受けるには、次の手順を実行します。
をクリックします。
ページの
セクションが更新され、 および ボタン、およびフロー定義に含まれる他のすべてのアクションボタンが表示され、適切なフィールドが編集可能になります。要求したリソースにデジタル署名が必要な場合、[デジタル署名が必要]アイコンがページの上部右隅に表示されます。
加えて、Internet Explorer上に、デジタル署名アプレットを有効化するには<Spae>キーまたは<Enter>キーを押す必要があるというメッセージが表示されます。
デジタル署名が必要なタスクを処理している場合は、次のステップを実行します。
スマートカードを使用している場合は、スマートカードリーダーに挿入します。
Internet Explorer上で、<Space>キーまたは<Enter>キーを押してアプレットを有効化します。
この時点で、ブラウザにセキュリティに関する警告メッセージが表示される可能性があります。
をクリックして、続行します。
承認フォームの各フィールドで値を指定します。 このフォームに表示されるフィールドは、要求したリソースの種類によって異なります。
デジタル署名確認メッセージの隣のチェックボックスをオンにし、署名準備が整っていることを示します。
デジタル署名確認メッセージは、管理者がどのようにプロビジョニングリソースを設定したかによって変化します。
アプレットには、証明書が選択できるポップアップウィンドウが表示されます。 ポップアップウィンドウには、ブラウザにインポートされた証明書、およびスマートカードにインポートされた証明書が一覧表示されます。
使用する証明書を選択し、
をクリックします。ブラウザにインポートされた証明書を選択する場合、要求フォーム上の
フィールドにパスワードを入力する必要があります。スマートカードにインポートされた証明書を選択する場合、スマートカードのPINを入力し、
をクリックします。スマートカードを使用する場合、証明書用のパスワードを入力する必要はありません。すでに証明書パスワードがカードに送信されているからです。
ユーザ同意書をプレビューする機能を管理者が有効化している場合は、
ボタンが有効になります。をクリックし、ユーザ同意書を確認します。
デジタル署名の種類がフォームに設定されている場合は、PDF文書が表示されます。
デジタル署名の種類がデータに設定されている場合は、XML文書が表示されます。
要求を拒否するには、[拒否]ボタンをクリックします。
要求を承認するには、[承認]ボタンをクリックします。
アクションが正常に実行されたかどうかを示すメッセージが表示されます。
実行するチームメンバーのタスクを再割り当てするには、次の手順を実行します。
[チームのタスク]タスク詳細ウィンドウで、
をクリックします。選択したエントリボックスの隣にあるをクリックします。
ドロップダウンリストで、タスクの再割り当てを行いたいユーザを選択します。
(オプション)[
]フィールドに、再割り当ての理由を説明するコメントを入力します。をクリックします。
アクションが正常に実行されたかどうかを示すメッセージが表示されます。
タスクを解放した場合、他のチームメンバーは、そのタスクを割り当てること、および引き受けることができます。
[チームのタスク]ページの[タスク詳細]パネルで、[解放