WebSphereを正常にインストールするには、次の手順が必要です。
ユーザアプリケーションのインストールディレクトリから、sys-configuration-xmldata.xmlファイルを、WebSphereサーバをホストしているマシン上のディレクトリ(例: /UserAppConfigFiles)にコピーします。
ユーザアプリケーションのインストールディレクトリとは、ユーザアプリケーションをインストールしたディレクトリです。
JVMシステムプロパティで、sys-configuration-xmldata.xmlファイルのパスを設定します。これを行うには、WebSphere管理コンソールに管理者ユーザとしてログインしてください。
左側のパネルから、の順に移動します。
サーバリストでサーバ名(例: server1)をクリックします。
右側の設定リストで、の下にあるに移動します。
リンクを展開して、を選択します。
リストの下にあるを選択します。
[JVM]ページのという見出しの下にあるを選択します。
をクリックして、新しいJVMシステムプロパティを追加します。
には、「extend.local.config.dir」を指定します。
には、インストール時に指定したインストールフォルダ(ディレクトリ)の名前を入力します。
インストーラはこのフォルダにsys-configuration-xmldata.xmlファイルを書き込みます。
には、プロパティの説明(「sys-configuration-xmldata.xmへのパス」など)を指定します。
をクリックしてプロパティを保存します。
をクリックして、別の新しいJVMシステムプロパティを追加します。
には、「idmuserapp.logging.config.dir」を指定します。
には、インストール時に指定したインストールフォルダ(ディレクトリ)の名前を入力します。
には、プロパティの説明(「idmuserapp_logging.xmlへのパス」など)を指定します。
をクリックしてプロパティを保存します。
idmuserapp-logging.xmlファイルはを使用して変更を保持するまでは存在しません。
WebSphereサーバをホストするマシンに、eDirectory™ルート認証局の証明書をコピーします。
ユーザアプリケーションのインストール手順では、ユーザアプリケーションをインストールするディレクトリに証明書がエクスポートされます。
証明書をWebSphereのキーストアにインポートします。この作業は、WebSphereの管理者コンソール(WebSphere管理者コンソールを使用した証明書のインポート)またはコマンドライン(コマンドラインを使用した証明書のインポート)を使用して実行できます。
証明書をインポートしたら、セクション 6.3, WARファイルの展開に進みます。
WebSphere管理者コンソールに管理者ユーザとしてログインします。
左側のパネルから、の順に移動します。
右側の設定リストで、[]の下にある[]に移動します。
[](または使用している認証ストア)を選択します。
右側の[]の下にある[]を選択します。
[]をクリックします。
エイリアス名と証明書ファイルへのフルパスを入力します。
ドロップダウンリストでデータタイプを[]に変更します。
をクリックします。これで、署名者証明書リストに証明書が表示されます。
WebSphereサーバをホストするマシンのコマンドラインから鍵ツールを実行して、WebSphereキーストアに証明書をインポートします。
メモ:WebSphereの鍵ツールを使用しないと、この手順は有効ではありません。また、ストアタイプがPKCS12であることを確認してください。
WebSphereの鍵ツールは/IBM/WebSphere/AppServer/java/binにあります。
次に鍵ツールコマンドの例を示します。
keytool -import -trustcacerts -file servercert.der -alias myserveralias -keystore trust.p12 -storetype PKCS12
システム上に複数のtrust.p12ファイルがある場合は、ファイルへのフルパスを指定しなければならないことがあります。