Novell iFolder 2.1サーバソフトウェアのインストールおよび管理に関する次の問題は、すべてのサーバオペレーティングシステムに関連します。
管理者のユーザオブジェクトが複数のLDAPサーバに存在する場合は、そのオブジェクトをiFolderサーバのAdminユーザとして有効にすることはできません。LDAPサーバが1つしかなく、対応するAdminユーザも1人しかいない場合は、このオブジェクトを有効にできます。ただし、管理者のユーザオブジェクトをiFolderサーバのAdminユーザとして有効にすることはお勧めしません。
[ユーザ名]フィールドは、iFolderユーザIDに制限されています。
eDirectory: Novell eDirectoryTMを使用する場合、iFolderユーザIDは64文字を超えることはできません。64文字より長いユーザIDを使用すると、管理者およびユーザのいずれも、そのユーザのiFolderアカウントにアクセスできなくなります。
Active Directory: Microsoft* Active Directory*を使用する場合、iFolderユーザIDは20文字を超えることはできません。ユーザIDが20文字を超えると、操作はエラーにより失敗します。
これは、ユーザのログオン名として機能するsAMAccountName属性に20文字までという制限があるためです。iFolderServer管理者アプリケーションは、ユーザのCN属性とsAMAccountName属性を両方とも同じ値に設定します。
ユーザのアカウントは、iFolder Management Consoleの[ユーザ管理]ページで管理できます。
Apache 2 ServerレジストリおよびiFolderサーバソフトウェアは、インストール時に次のフィールドでコードポイント127を超える拡張ASCII文字をサポートしません。
さらに、SSL証明書の場所を入力するときは、英語を使用してください。
Microsoft Internet Explorer (IE) 5.0以降を使用して、iFolder Management Consoleにアクセスできます。Netscapeブラウザのバージョンでは、Netscape* 7以降を使用することをお勧めします。
NetWare(R)またはWindows* 2000サーバオペレーティングシステム上で実行されているiFolderサーバでは、WebブラウザからファイルにアクセスするにはIEを使用する必要があります。
IIS Webサーバ上で実行されているiFolderサーバでは、そのサーバからiFolder Management ConsoleまたはデフォルトのiFolder WebサイトにアクセスするにはIEブラウザを使用する必要があります。IISサーバ上では、Netscapeブラウザを使用してiFolder Management ConsoleやデフォルトiFolder Webサイトにアクセスすることはできません。iFolderサーバがIISを使用しているときにNetscapeブラウザを使用する場合は、そのサーバにワークステーションからリモートでアクセスします。
Java*アプレットには、Microsoft Internet Explorer 5.0以降を使用してアクセスできます。Netscapeブラウザのバージョンでは、Netscape 7以降を使用することをお勧めします。
iFolder Javaアプレットを常に機能させるには、Sun* Microsystems JVM* 1.3以降が必要です。ブラウザをIE 6 Service Pack 1などにアップグレードすると、アップグレードによってデフォルトJVMがMicrosoft社のバージョンに変更されます。アップグレード後に、必ず手動でSun社のJVMをデフォルトに設定し直してください。
iFolderの管理およびヘルプツールが正しく動作するよう、iFolderの設定および管理中はWebブラウザのポップアップウィンドウを有効にする必要があります。ポップアップウィンドウをブロックするアプリケーションを使用している場合は、ブロック機能を一時的に無効にします。
iFolder Management Consoleから[Global Settings (グローバル設定)]へのログインが、「Previous Login Failed (前のログインに失敗しました)」というメッセージを表示して断続的に失敗する場合があります。これを解決するには、ログインに成功するまでログイン処理を繰り返します。
ブラウザでページをキャッシュしている場合、iFolder Management Consoleをログアウトしてブラウザを閉じた後、次にコンソールに戻ったときに、再度ログインする必要がない場合があります。
iFolder Management Consoleの[レポーティング]セクションにある[合計]フィールドに表示される数は、iFolderサーバの総数ではなく、iFolder管理者がログインしたiFolderサーバの総数のみを反映しています。
Webブラウザで[レポーティング]と[System Monitoring (システムモニタ)]画面をあまり速く交互に切り替えると、iFolderサーバがハングする恐れがあります。iFolderがハングした場合は、iFolderサーバソフトウェアを停止し、再起動します。
2人の管理者が、2つの異なるブラウザから、2つの異なるiFolderサーバに同時にシステム監視リクエストを出している場合、iFolderシステム内のいずれかのiFolderサーバがハングする場合があります。iFolderがハングした場合は、iFolderソフトウェアを停止し、再起動します。