Novell iFolderのiFolder 2.1リリースは、LinuxのRed Hat* Linux* 8バージョンのみをサポートします。
次の問題は、iFolder 2.1の初期リリースに関して、Red Hat Linux 8サーバオペレーティングシステムに関連します。
これらの問題は、Novell NterpriseTM Linux ServicesとともにリリースされているNovell iFolder 2.1.2には関連しません。iFolder 2.1.2は、『Novell Nterprise Linux Services Installation Guide』で指定されているEnterprise Linuxサーバオペレーティングシステムのみをサポートします。
Apache 2.0.xは比較的新しいため、アップグレードするとApacheを使用する他のNovell製品が動作しなくなる場合があります。iFolderおよびApacheのみをサーバ上で実行することをお勧めします。
アップデート済みのファイルを同期するためにiFolder 2.1クライアントをポーリングすると、access_logファイルに多数のエントリが作成されます。/usr/local/apache2/conf/httpd.confファイルの次の行をコメントアウトするとaccess_log出力を無効にできます。
CustomLog logs/access_log common
ヒント: パラメータをコメントアウトするには、パラメータの前にシャープ記号(#)を付けます。次に例を示します。
#CustomLog logs/access_log common
Red Hat Linux 8にiFolder 2.1を正常にインストールするには、compat-libstdc++-7.3-2.96.110.i386.rpmファイルをインストールしておく必要があります。このRPMが見つからない場合は、次のエラーメッセージが表示されます。
/tmp/install.dir.XXXX/Linux/resource/jre/bin/i386/native_threads/java: error while loading shared libraries: libstdc++-libc6.1-1.so.2: cannot open shared object file: No such file or directory
このRPMファイルをインストールするには、次の手順に従います。
iFolderサーバにrootユーザとしてログインします。
Red Hat Linux 8.0ソフトウェアのCD2を挿入します。
CDをマウントするには、次を入力します。
mount /mnt/cdrom
見つからなかったRPMをインストールするには、次を入力します。
rpm -Uvh /mnt/cdrom/RedHat/RPMS/compat-libstdc++-7.3-2.96.110.i386.rpm
CDを取り出すには、次を入力します。
eject