ディレクトリスキーマでは、ツリー内に作成できるオブジェクトのタイプ(ユーザ、プリンタ、グループなど)、およびオブジェクトの作成時に指定する必須情報とオプション情報が定義されます。iManagerには、次のようなスキーマ関連タスクがあります。
eDirectoryのスキーマの詳細については、『 eDirectory管理ガイド 』を参照してください。
組織の情報に関するニーズが変わった場合、またはツリーのマージを準備している場合に、オプション属性を既存のクラスに追加できます。既存のクラスに属性を追加するには、次を実行します。
メモ:必須属性は、クラスの作成時にのみ定義できます(必須属性は、オブジェクトが作成されているときに、必ず入力する必要がある属性です)。
［役割およびタスク］で、［］>［］の順にクリックします。
属性を追加するクラスを選択して、［］をクリックします。
追加する属性を選択し、［］をクリックします。
［］リストから目的の属性を選択し、をクリックして、それらの属性を［］リストに追加します。をクリックして、［］から属性を削除します。
これで、このクラスで作成したオブジェクトには、プロパティが追加されました。追加したプロパティの値を設定するには、オブジェクトの［その他］一般プロパティページを使用します。
属性を使用する構文、フラグ、クラスなど、属性の構造上の詳細を表示できます。属性情報を表示するには、次を実行します。
［役割およびタスク］で、［］>［］の順にクリックします。
情報を表示する属性を選択して、［］をクリックします。
コンテンツフレームには、選択した属性に関する情報が表示されます。
終了したら、［］をクリックします。
［クラス情報］ページでは、選択したクラスに関する情報が表示され、属性を追加できます。クラスの作成時に、別のクラスから属性を継承するように指定している場合は、継承された属性はペアレントクラス内の分類と同じように分類されます。たとえば、オブジェクトクラスがペアレントクラスで必須属性である場合、このページには、選択されたクラスの必須属性として表示されます。
クラスの情報を表示するには、次を実行します。
［役割およびタスク］で、［］>［］の順にクリックします。
情報を表示するクラスを選択して、［］をクリックします。
コンテンツフレームには、選択したクラスに関する情報が表示されます。クラスに属性を追加するには、［］を選択します。クラスのペアレントクラスを表示するには、［］を選択します。
終了したら、［］をクリックします。
属性のカスタムタイプを独自に定義し、それをオプション属性として既存のオブジェクトクラスに追加できます。ただし、必須属性を既存のクラスに追加することはできません。属性を作成するには、次を実行します。
［役割およびタスク］で、［］>［］の順にクリックします。
属性作成手順を実行するには、［属性の作成］ウィザードの指示に従います。
補助クラスとは、オブジェクトのクラス全体ではなく特定のオブジェクトに追加される一連のプロパティ(属性)です。たとえば、電子メールアプリケーションの場合、電子メールプロパティという補助クラスを含むようにeDirectoryツリーのスキーマを拡張し、必要に応じてこれらのプロパティを使用して個々のオブジェクトを拡張できます。
Schema Manager を使用すると、独自の補助クラスを定義できます。補助クラスで定義したプロパティを使用して、個別のオブジェクトを拡張できます。補助クラスを作成するには、次を実行します。
［役割およびタスク］で、［］>［］の順にクリックします。
［クラスの作成］ウィザードの指示に従って、新しいクラスを定義します。
使用されていない属性は、その属性がeDirectoryツリーのベーススキーマの一部でない限り、削除できます。これは、2つのディレクトリツリーをマージした後、または属性が古くなった場合に有効です。属性を削除するには、次を実行します。
［役割およびタスク］で、［］>［］の順にクリックします。
削除する属性を選択して、［］をクリックします。
削除できる属性だけが表示されます。
使用されていないクラスは、そのクラスがeDirectoryツリーのベーススキーマの一部でない限り、削除できます。iManagerでは、ローカルにレプリカ作成されたパーティションで現在使用されているクラスは削除できません。クラスを削除するには、次を実行します。
［役割およびタスク］で、［］>［］の順にクリックします。
削除するクラスを選択して、［］をクリックします。
削除可能なクラスのみが表示されます。
新しいクラスまたは属性を作成することにより、ツリーのスキーマを拡張できます。eDirectoryツリーのスキーマを拡張するには、ツリー全体に対する管理者/スーパバイザ権が必要です。スキーマを拡張するには、次を実行します。
［役割およびタスク］で、［］>［］の順にクリックします。
ICEウィザードに従って、データのインポート、エクスポート、移行、またはスキーマの更新および比較操作を行います。
［役割およびタスク］で、［］>［］の順にクリックします。
拡張するオブジェクトの名前とコンテキストを指定して、［］をクリックします。
使用する補助クラスが［現在の補助クラスの拡張］の下にすでに表示されているかどうかに応じて、次のいずれかをクリックします。
［］: プロシージャを終了します。『eDirectory管理者ガイド』の「オブジェクトの補助プロパティを変更する」を参照してください。
［］: ［］をクリックし、補助クラスを選択して、［］をクリックします。
［］をクリックします。