4.0 オブジェクトの参照

iManagerでは、ディレクトリオブジェクトの操作と管理を行うことができます。次の2つの方法があります。1つは、作業対象のオブジェクトを参照して選択し、それらのオブジェクトに対して実行するタスクを指定する方法です(オブジェクトからタスクを指定)。もう1つは、実行するタスクを選択してから、タスクを適用するオブジェクトを指定する方法です(タスクからオブジェクトを指定)。 iManagerではどちらも有効で、使いやすい方法を使用することができます。

iManagerでは、オブジェクトからタスクを指定する場合にはオブジェクトビューを、タスクからオブジェクトを指定する場合にはオブジェクトセレクタを使用できます。オブジェクトセレクタは、[役割およびタスク]ビューで広範に使用されます。詳細については、セクション 5.0, 役割およびタスクを参照してください。

この章には、次のセクションが含まれています。

メモ:iManager 2.7は、NCP対応のファイルシステムでのオブジェクトの参照と選択をサポートしています。 ファイルシステムオブジェクトには、ディレクトリツリーのサーバオブジェクトとボリュームオブジェクトからアクセスします。

ファイルシステムオブジェクトを参照して選択する機能は、オブジェクトビューとオブジェクトセレクタのどちらでも使用できます。ただし、ファイルシステムオブジェクトに対して実行する実際のタスクは、別個に提供されるNSS iManagerプラグインを使用して実行できます。

オブジェクト名を指定する場合は、使用するツールに関わらず、次のガイドラインに従ってください。