ワークステーションが次の条件を満たしていることを確認してください。
重要: NetWare Migration Wizard 6は、Windows 95ワークステーションでは実行できません。
移行元サーバは、移行先のNetWareサーバにコピーされるファイル、ボリューム、およびNDSオブジェクトが格納されているNetWareサーバです。有効な移行元サーバは、NetWare 4.11、4.2、5.0、5.1、または6を実行しているサーバです。
最新のSupport Packは、Consolidated Support Packホームページから入手できます。
NetWare 4.11またはNetWare 4.2のボリュームにロングネームスペースのサポートを追加するには、サーバコンソールで「LOAD LONG」と入力し、次に「ADD NAME SPACE LONG TO volumename」と入力します。
これらのオプションが、エラーなしに終了したことを確認してください。
移行先サーバは、移行元サーバからデータを受け取る新しいコンピュータです。移行先サーバを、一時的なツリーにインストールする必要があります。
移行元サーバから移行先サーバにデータが移行された後、移行先サーバはリブートします。このときMigration Wizardにより、移行先サーバのAUTOEXEC.NCFファイルが自動的に変更され、移行元サーバの名前と内部IPXTM番号/サーバIDが書き込まれます。これらを手動で変更する必要はありません。
有効な移行先サーバは、NetWare 5.0、5.1、または6を実行しているサーバです。Migration Wizardでは、Netware 4サーバへの移行は実行できません。
移行先サーバにNetWareオペレーティングシステムをインストールする前に、次の作業を確認してください。
重要: 一時的な名前および一時的なNDSツリー名は、移行元サーバの名前またはNDSツリー名と同じ名前にしないでください。同じ名前にすると、移行後に、移行先サーバが移行元サーバの識別情報を引き継ぎません。
移行先サーバの各ボリューム名は、移行元サーバの各ボリューム名と同じにする必要があります。 Migration Wizardでは、圧縮ボリュームの移行も行えます。圧縮ボリュームを非圧縮ボリュームに移行する場合、そのボリュームは移行時に圧縮解除されます。移行元ボリュームが圧縮解除されたときに必要な容量が、移行先の非圧縮ボリュームにあることを確認してください。
移行を実行するには、IPXプロトコルが移行先サーバにバインドされている必要があります(移行が完了すれば、IPXは削除できます)。 重要: 移行元サーバのIPアドレスは移行されません。IPアドレスの変更の詳細については、ステップ 3を参照してください。
NetWare 5のインストール時には、[Additional Products and Services]画面で[New Server]オプションを選択し、SMS以外の製品のチェックボックスをすべてオフにします。
NetWare 5.1のインストール時には、[インストールオプション]画面でカスタムオプションを選択し、SMSを除く、選択解除可能な製品のチェックボックスをすべてオフにします。選択解除できないデフォルトの製品については、そのままで問題ありません。
NetWare 6のインストール時には、[マイグレーション準備]サーバオプションを必ず選択します。次に、移行元サーバのデータを格納するために必要な容量が移行先サーバにあるかどうかを検証できるように、カスタムオプションを選択します。
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