移行後の作業の実行

  1. 移行先サーバでDSREPAIRを実行し、[Unattended Full Repair]を選択します。

  2. ユーザ情報が正しく移行されたことを確認します。

  3. ボリュームの各SYS:ディレクトリ(SYSTEM、PUBLIC、MAIL、ETC、およびNETBASIC)に関連するファイルまたはNLMプログラムを含むアプリケーションをすべて再インストールします。

    重要:  移行先サーバは移行元サーバの識別情報によって更新されるため、これらのアプリケーションも含めて、移行先サーバ上のNDSオブジェクトはすべて削除され、移行元サーバ上のNDSオブジェクトに置き換えられます。ただし、移行先サーバのアプリケーションに関連するNLMプログラムは削除されません。アプリケーションを管理するには、対応するNDSオブジェクトが必要であるため、アプリケーションのNDSオブジェクトをNDSツリーに復元する場合は、アプリケーションを再インストールする必要があります。

    移行先サーバでNetWare 5.1を実行していた場合、SMS、LDAP、Novell Certificate Server、またはNetWare Management Portalに関する警告が表示されることがあります。これらの警告は無視し、NDSを移行した後でアプリケーションを再インストールします。

    これらのネットワーク製品およびサービスを再インストールするには、NetWare Operating System CDにあるNetWare Deployment Managerユーティリティ(NWDEPLOY.EXE)を使用するか、GUIインタフェースで、サーバトップのNovellアイコンをクリックします。

  4. 最新のNetWare Support Packをインストールします。

    これにより、再インストールするアプリケーションの最新コードを取得できます。最新のSupport Packは、NovellのサポートWebサイトで入手できます。

  5. DSREPAIRを[Time Synchronization]オプションで実行し、移行元サーバがその他のサーバと同期されていることを確認します。



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