Novell iMonitorは、eDirectoryツリー内にあるすべてのサーバに対して、複数プラットフォーム対応の監視および診断をするための機能を提供します。Novell iMonitorユーティリティを使用すると、ネットワーク上でWebブラウザを使用できる場所ならどこからでもサーバを監視できます。
またiMonitorにより、eDirectory環境に対して、パーティション、レプリカ、またはサーバベースの詳細な管理が可能になります。また、実行しているタスクの種類、タスクの開始時間、結果、および実行時間を検証できます。
iMonitorは、Novellが従来備えていたサーバベースのeDirectoryツール(DSBROWSE、DSTRACE、DSDIAG、およびDSREPAIRが持つ診断機能など)に対して、その代わりに使用できる機能や置き換えることのできる機能を提供します。これらの機能は、Webベースで利用できます。このため、iMonitorの機能は主にサーバで動作することに重点を置いています。つまりeDirectoryツリー全体ではなく、個々のeDirectoryエージェント(ディレクトリサービスの実行中のインスタンス)の状態が、iMonitorの機能に対して重要な要素となります。
iMonitor 1.5の機能は次のとおりです。
iMonitorの情報は、次の要素に基づいて表示されます。
iMonitorで実行するすべての要求は、識別情報に基づくeDirectory権によって制限されます。たとえば、[DS Repair]ページにアクセスするには、アクセスを行うサーバに対して、サーバの管理者またはコンソールオペレータとしてログインする必要があります。
新しいバージョンのNDSおよびeDirectoryには、以前のバージョンにはない機能とオプションがあります。
iMonitorに表示された情報から、ローカルサーバの状態が一目でわかります。
iMonitor 1.5を使用するには次のソフトウェアが必要です。
iMonitor 1.5ユーティリティは次のプラットフォームで動作します。
Novell iMonitorはAUTOEXEC.NCFに格納されます。
Windows NT/2000、Linux、およびSolarisでは、eDirectoryが実行されていると、iMonitorは自動的にロードされます。
iMonitorを使用して監視できるNDSおよびeDirectoryのバージョンは次のとおりです。
iMonitorにアクセスするには、次を実行します。
iMonitorの実行ファイルがeDirectoryサーバで実行されていることを確認します。
Webブラウザを開きます。
アドレス(URL)のフィールドに、次の形式で入力します。
http://server's_TCPIP_address:httpstack_port/nds
次に例を示します。
http://137.65.135.150:8008/nds
DNS名は、サーバのIP/IPXTMアドレスまたは識別名をiMonitor内で使用できる場合であれば常に使用できます。たとえば、次のようなDNSが設定されているとします。
http://prv-gromit.provo.novell.com/nds?server=prv-igloo.provo.novell.com
これは、次の設定と同等です。
http://prv-gromit.provo.novell.com/nds?server=IP_or_IPX address
または
http://prv-gromit.provo.novell.com/nds?server=/cn=prv-igloo,ou=ds,ou=dev,o=novell,t=novell_inc
すべての機能へのアクセス権を取得するには、[ログイン]をクリックします。
完全識別名を指定して管理者としてログインするか、管理者と同等のアクセス権でログインします。
このセクションは、次の情報を含んでいます。
iMonitorの各ページは、ナビゲータフレーム、アシスタントフレーム、データフレーム、およびレプリカフレームの4つのフレームまたはセクションに分かれています。
図 26
iMonitorの各フレーム
ナビゲータフレーム: ナビゲータフレームはページの上部にあります。このフレームには、データの読み込み元のサーバ名、ユーザの識別情報、他の画面(オンラインヘルプ、ログイン、サーバポータルなどのiMonitorページ)にリンクするためのアイコンが表示されます。
アシスタントフレーム: アシスタントフレームは、ページの左側にあります。このフレームには、ナビゲーション用の項目(他のページへのリンクなど)、データフレームでのデータの検索に使用する項目、表示されているページでのデータの取得や解釈に使用する項目が含まれます。
データフレーム: データフレームには、上部にあるリンクをクリックして表示したサーバに関する詳細情報が表示されます。Webブラウザがフレームをサポートしていない場合には、このページだけが表示されます。
レプリカフレーム: レプリカフレームでは、現在表示されているレプリカを判別できます。またリンクを使用して、現在表示されている情報が、他のサーバやレプリカを基準としたときに、どのような状態になっているかを確認できます。レプリカフレームは、次の場合にだけ表示されます。それは、表示したページに、要求したデータの他のレプリカが存在する場合、またはデータフレームに表示されている情報に対して異なるビューを保持している可能性があるレプリカが存在する場合です。
Novell iMonitorには、ダイレクトモードとプロキシモードという2種類の動作モードがあります。モードを切り替えるために環境設定情報を変更する必要はありません。モードはNovell iMonitorが自動的に切り替えますが、eDirectoryツリーのナビゲートを正しく効率的に行うために、これらのモードについて理解しておくことをお勧めします。
図 27
動作モード
ダイレクトモード: ダイレクトモードが使用されるのは、WebブラウザがポイントしているコンピュータとWebブラウザが読み込んでいる情報を保持しているコンピュータが同じ場合、つまりWebブラウザが、iMonitorの実行ファイルを実行しているコンピュータ上のアドレスまたはDNS名を直接ポイントしていて、同時にそのコンピュータのローカルeDirectory DIB上の情報だけを読み込んでいる場合です。
iMonitorの機能の中にはサーバ限定のものもあります。ここでいう「サーバ限定」の機能とは、ローカルコンピュータ上で動作しているiMonitor以外からは使用できない機能のことです。サーバ限定の機能は、リモートからアクセスできないローカルAPIのセットを使用している機能ということができます。サーバ限定のiMonitorの機能には、DSトレース機能、DS Repair機能、バックグラウンドプロセスのスケジュール機能などのページがあります。ダイレクトモードの場合、ローカルコンピュータからはiMonitor機能をすべて利用できます。
ダイレクトモードの主な特徴は次のとおりです。
プロキシモード: プロキシモードが使用されるのは、WebブラウザがポイントしているコンピュータとWebブラウザが読み込んでいる情報を保持しているコンピュータが異なる場合、つまりWebブラウザが、1つのコンピュータ上で実行されているiMonitorをポイントしていて、同時に他のコンピュータから情報を読み込んでいる場合です。iMonitorでは、サーバ限定でない機能に対してはサーバ限定でない従来のeDirectoryプロトコルを使用するため、NDS 6.x以前のバージョンのeDirectoryでも監視や診断の対象にできます。ただし、サーバ限定の機能では、リモートからアクセスできないAPIが使用されるので注意します。
プロキシモードが有効なときに、他のサーバの動作モードをダイレクトモードに切り替えることもできます。ただし、そのサーバのeDirectoryのバージョンでiMonitorがサポートされていることが条件です。プロキシによる情報収集対象のサーバ上でiMonitorが実行されている場合は、ナビゲータフレームに追加のアイコンボタンが表示されます。このアイコンをマウスでポイントすると、そのリモートサーバ上で実行されているリモートiMonitorへのリンクが表示されます。ただし、情報収集対象のリモートサーバで古いバージョンのeDirectoryが実行されている場合は、このアイコンは表示されません。そのリモートサーバがiMonitorをサポートしているバージョンのeDirectoryにアップグレードされるまでは、そのサーバからの情報収集には常にプロキシを使用する必要があります。
プロキシモードの主な特徴は次のとおりです。
エージェントの要約、エージェント情報、エージェントの環境設定、トレースの環境設定、DS Repair、レポート、および検索の各ページには、ナビゲータフレームを使用することによってどのiMonitorページからでもリンクできます。その他、どのiMonitorページからでも、Novell Support ConnectionTM Webページにログインおよびリンクできます。
[ログイン]ボタンと[ログアウト]ボタン: システムにログインしていない状態では、[ログイン]ボタンが有効になります。システムにログインしている状態では[ログアウト]ボタンが表示され、これを使用するとブラウザウィンドウを閉じることができます。ブラウザウィンドウがすべて閉じられるまではiMonitorセッションは開いたままになるので、そのつどログインし直す必要がありません。自分のログインステータスは、ナビゲータフレームに表示された識別情報を調べることによって、どのページからでも確認できます。
Support Connectionページへのリンク: ページ右上に表示されるNovellのロゴは、Novell Support Connection Webページへのリンクとして使用できます。ここからNovellのWebサイトに直接リンクして、最新のサーバパッチキット、更新データ、各プロダクトに固有なサポート情報などを取得できます。
NetWare 5.x以降のサーバは、NetWare Remote Managerへリンクでき、NetWareサーバの監視、診断、およびトラブルシューティング情報の取得がWebベースで実行できます。
iMonitorとNetWare Remote Managerを統合する方法を次に示します。
これらのリンクは、Remote Managerインタフェースの[Manage eDirectory]セクションに表示されます。またeDirectoryエージェントのヘルス情報へのリンクが、eDirectory関連のカテゴリ内にあるヘルスモニタの[Diagnose Server]セクションに表示されます。
また、NetWare Remote ManagereがeDirectoryに登録されます。これによりiMonitorとNetWare Remote Manager間のクロスリファレンスが可能になり、各ツール間の移動が、よりスムーズになります。
iMonitorに含まれる環境設定ファイルを使用すると、ユーティリティのデフォルトの動作や値を変更したり、設定することができます。
環境設定ファイルはテキストファイルで、必要な値が指定された環境設定パラメータタグが含まれています。このファイルはiMonitorの実行可能ファイルと同じディレクトリ(通常Novell eDirectoryの実行可能ファイルと同じ場所)にあります。
表 42. iMonitor環境設定ファイル
サーバ | 環境設定ファイル |
---|---|
NetWare、Windows NT、およびWindows 2000 |
NDSIMON.INI |
SolarisおよびLinux |
ndsimon.conf |
iMonitorの環境設定ファイルに設定するパラメータには、次のような2種類のグループがあります。
NetWareの場合を除き、iMonitorの実行可能ファイルはロードされると、従来のHTTPポート80で受信待機します。ポート8008が使用中の場合は、iMonitorはさらにポートを切り替え、番号を2ずつ増やしながら(8010, 8012など)8078に達するまで使用可能なポート番号を検索します。
SSLが設定され使用可能になっている場合も、同様のパターンでバインドが実行されます。この場合、最初にポート81がバインドされ、次に8009、8011、8013と続きます。
これにより、iMonitorと、同じサーバで実行しているWebサーバとの共存が可能になります。プラットフォームによっては、インストールされたWebサーバをロードする前にiMonitorをロードできます。また、iMonitorをバインドするポートを選択することもできます。通常のポートおよびSSLポートは、HttpPortおよびHttpsPortパラメータをそれぞれに使用して設定できます。付属の環境設定ファイルに、コメントアウトされた例が記述されています。デフォルトでは、iMonitorは、ロードするサーバのすべてのNICアドレスにバインドされます。ただし、[アドレス]パラメータを使用して、バインドするアドレスをカンマ区切り形式のリストで指定できます。
NetWareでも、ポート選択について同様の規則が使用されますが、この規則はNetWare Remote Manager HTTPスタック(HTTPSTK.NLM)によって制御されます。この規則の詳細は、NetWare Remote Managerのマニュアルに記載されています。
iMonitorに付属する環境設定ファイルには、変更可能なパラメータのサンプルが含まれています。これらのパラメータの先頭には「#」が付いています。これは、パラメータがコメントアウトされていることを示していて、iMonitorが環境設定ファイルを解析するときには、これらのパラメータは無視されます。付属する環境設定ファイルでは、これらのパラメータにはすべて、内部でバインドされたデフォルト値が使用されます。これらのパラメータを使用可能にする、またはパラメータを追加するには、行の先頭の「#」を削除します。
このセクションではiMonitorの機能について簡単に説明します。
iMonitorが持つ各機能の詳細については、オンラインヘルプの該当するセクションを参照してください。
[エージェントの要約]ページでは、同期設定、エージェントプロセスのステータス、データベースで認識されているサーバの総数など、eDirectoryサーバのヘルス情報を表示できます。
iMonitorで、[エージェントの要約]をクリックします。
次のオプションから選択します。
エージェント同期サマリ: レプリカの数とタイプ、およびこれらレプリカが正常に同期されてから経過した時間を表示できます。その他、レプリカのタイプ別にエラーの数を表示することもできます。表示できるレプリカまたはパーティションが1つだけの場合、項目名は「パーティション同期ステータス」になります。
[エージェント同期サマリ]が表示されない場合は、実行ユーザの識別情報に基づく権限で表示できるレプリカがないことを意味します。
データベースが認識しているサーバの概要情報: ローカルデータベースが認識しているサーバのタイプと数、および各サーバが実行中であるかどうかを表示できます。
エージェントプロセスステータスの概要情報: エージェント上で実行されているプロセスのステータスを、管理者に依頼せずに自分で調べることができます。ステータス情報は問題や重要な情報が発生したときに記録されます。表示される表のサイズは、記録されているステータスの数によって異なります。
[エージェント同期]ページでは、パーティションの同期状態を表示できます。ページの左側のアシスタントフレームに一覧表示されているオプションから選択して、表示する情報を絞り込むこともできます。
iMonitorで、アシスタントフレームの[エージェント同期]をクリックします。
次のオプションから選択します。
パーティション同期ステータス: パーティション、エラー数、最終同期日時、最大リングデルタを表示できます。
パーティション: パーティションごとに、そのパーティションのレプリカ同期ページへのリンクを表示できます。
最終同期日時: 指定されたパーティションにあるすべてのレプリカが最後にサーバと同期されてからの経過時間を表示できます。
最大リングデルタ: 最大リングデルタは、リング内のすべてのレプリカで正常に同期できるデータの最大量を示します。たとえば、あるユーザが自分のログインスクリプトを変更してから30分が経過していない場合、最大リングデルタへの割り当てが45分であれば、このユーザのログインは正常に同期されないおそれがあります。その場合、このユーザはログイン時に前のログインスクリプトを受け取ることになります。一方、ユーザが現時点から45分以上前にログインスクリプトを変更した場合は、このユーザはすべてのレプリカから常に新しいログインスクリプトを受け取ることになります。
[最大リングデルタ]に[不明]が表示されている場合は、遷移同期ベクトルに不整合があり、レプリカ/パーティション操作が実行中などの理由で最大リングデルタを計算できないことを意味します。
[エージェント情報]ページでは、ローカルサーバの接続情報を表示できます。
iMonitorで、アシスタントフレームの[エージェント情報]をクリックします。
次のオプションから選択します。
ピング情報: 使用しているトランスポート、環境設定、およびプラットフォームによっては、ピング情報が表示されない場合もあります。この情報が表示されている場合は、サーバからの通知先アドレスのセットに対してIPピングをiMonitorが送信したことを示しています。表示されるのは、応答があった場合です。
DNS名: 使用しているトランスポート、環境設定、およびプラットフォームによっては、この情報が表示されない場合もあります。この情報が表示されている場合は、iMonitorがサーバによってサポートされているIPアドレスに対してアドレスの反転を試みたことを意味しています。対応するDNS名が表示されます。
接続情報:サーバの参照、タイムデルタ、一番ルート側のマスタレプリカ、およびレプリカ深度などの情報を参照できます。
サーバ照会: ローカルサーバへのアクセスに使用できるアドレスを一括して表示できます。
時刻同期済み: eDirectoryでは、サーバの現在時刻に基づいてタイムスタンプが正しく発行されるよう、時刻の同期が行われることが前提とされています。ただし、時刻同期プロトコルが同期状態にあることは保証されていません。[時刻同期済み]が表示されている場合は、レプリカの最終タイムスタンプが現在の時刻より大きい値でない限り、合成時刻や将来の時刻は使用されていないことを意味します。
タイムデルタ: iMonitorとリモートサーバの時刻の差を秒単位で表示できます。負の整数が表示された場合、iMonitorの時刻はリモートサーバの時刻より進んでいます。正の整数が表示された場合は、iMonitorの時刻はリモートサーバの時刻より遅れています。
最もルートに近いマスタレプリカ: [最もルートに近いマスタレプリカ]が表示されている場合、最上位のレプリカつまりネーミングツリーのルートに最も近いレプリカがマスタレプリカであることを意味します。
レプリカの深さ: 最もルートに近いレプリカの深さ(最もルートに近いレプリカとツリーのルートの間にあるレベルの数)を表示できます。
[認識されているサーバのリスト]には、ソースサーバのデータベースが認識しているすべてのサーバのリストが表示されます。このリストには、データベースで認識されているすべてのサーバを表示することも、レプリカリング内のすべてのサーバを表示することもできます。サーバの横にアイコンが表示された場合、そのサーバはレプリカリングのメンバーです。
iMonitorで、アシスタントフレームの[認識サーバ]をクリックします。
次のオプションから選択します。
エントリID: [エントリID]カラムには、ローカルサーバ上でのオブジェクトの識別子が表示されます。エントリIDは、複数のサーバ間で共用することはできません。
NDSリビジョン: [NDSリビジョン]カラムには、通信相手サーバのキャッシュまたは記憶領域に格納されているeDirectoryのビルド番号またはバージョンが表示されます。
ステータス: [ステータス]カラムには、そのサーバの状態(起動中、停止中、または不明)が表示されます。通信相手のサーバのステータスが不明となっている場合、過去にそのサーバと通信する必要がなかったことを表します。
最終更新時刻: [最終更新時刻]カラムには、該当のサーバが相手サーバと最後に通信を試みて、その相手サーバが停止中であることを検出したときの時刻が表示されます。このカラムが表示されない場合は、すべてのサーバが起動していることを意味しています。
[パーティション]ページでは、通信相手のサーバ上にあるレプリカに関する情報を表示できます。ページの左側のアシスタントフレームに一覧表示されているオプションから選択して、表示するページの情報を絞り込むことができます。
サーバパーティション情報: 該当するサーバのパーティションについての情報(エントリID、レプリカの状態、パージ時間、最終更新時刻など)を表示できます。
パーティション:サーバのパーティションのTreeオブジェクトに関する情報を表示できます。
パージ時間: 表示されているパージ時間より前に行った削除操作はすべてのレプリカに認識されているため、このパージ時間より前に削除したデータはデータベースから削除できます。
最終更新時刻: 該当のレプリカに関してデータベースに書き込まれたデータの最終タイムスタンプを表示できます。これにより、将来の時刻が設定されていないかどうか、および合成時刻が使用されていないかどうかを確認できます。
レプリカ同期: [レプリカ同期]リンクをクリックすると、該当のパーティションに対応する[レプリカ同期サマリ]ページを表示できます。[レプリカ同期]ページには、パーティション同期ステータスとレプリカステータスについての情報が表示されます。その他、パーティションとレプリカのリストを表示することもできます。
[エージェント環境設定]ページでは、DSエージェントを制御したり、環境を設定できます。このページで利用できる機能は、現在の識別情報に基づく権利および使用しているeDirectoryのバージョンによって異なります。
iMonitorで、[エージェント環境設定]をクリックします。
次のオプションから選択します。
エージェントトリガ: エージェントトリガを使用して、バックグラウンドプロセスを開始させることができます。エージェントトリガは、SET DSTRACE=*optionコマンドと機能的には同じです。
バックグラウンドプロセスの設定: バックグラウンドプロセスの設定は、特定のバックグラウンドプロセスを実行する時間間隔を変更するときに使用できます。バックグラウンドプロセスの設定は、機能的にはSET DSTRACE=!optionコマンドと同じです。
エージェント同期: エージェント同期設定項目を使用すると、インバウンド同期とアウトバウンド同期の有効/無効を切り替えることができます。同期を無効にする期間(単位は時間)を指定できます。
データベースキャッシュ: DSデータベースエンジンで使用するデータベースキャッシュの量を設定できます。提供されるさまざまなキャッシュ統計情報により、適切な量のキャッシュが利用可能であるかを判断できます。十分なキャッシュがないと、システムのパフォーマンスが悪化する原因となります。
[トレースの環境設定]ページを使用して、トレースを設定します。Novell iMonitorのDSトレース機能はサーバ限定の機能です。つまり、この機能はiMonitorが動作しているサーバ以外からは起動できません。他のサーバで実行されているDSトレース機能にアクセスするには、そのサーバで実行されているiMonitorに切り替える必要があります。
[トレースの環境設定]ページの情報にアクセスするには、サーバの管理者と同等の権限またはコンソールオペレータの権限が必要です。このページの情報にアクセスするときには、認証情報の確認のためにユーザ名とパスワードを入力する必要があります。
iMonitorで、[トレースの環境設定]をクリックします。
次のオプションから選択します。
反映: トレースオプションやトレースラインプリフィックスに対して行った変更を反映させるときに使用します。DSトレースがオフになっているときに[反映]ボタンをクリックすると、DSトレースがオンになります。DSトレースがすでにオンになっているときに[反映]ボタンをクリックすると、変更内容が現在のトレースに反映されます。
トレースオンとトレースオフ: このボタンを使用すると、DSトレースのオン/オフを切り替えることができます。ボタン上に表示される文字列は、DSトレースが現在オンかオフかによって異なります。DSトレースがオンになっている場合は、ボタン上には[トレースオフ]という文字列が表示されます。このボタンをクリックするとDSトレースがオフになります。また、ボタン上に[トレースオン]という文字列が表示されている場合はDSトレースがオフであり、ボタンをクリックするとDSトレースがオンになります。DSトレースがオフになっているときに[トレースオン]をクリックした場合の動作は、[反映]ボタンをクリックした場合と同じです。
DSトレースオプション: DSトレースオプションは、トレースを開始したローカルDSエージェント上のイベントに対して適用されます。DSトレースオプションを使用すると、エラーと潜在的な問題、およびローカルサーバ上のeDirectoryに関する情報を表示できます。DSトレースオプションをオンにすると、CPUの負荷が増え、システムのパフォーマンスが低下します。DSトレースオプションは診断のみに使用して、通常はオフにします。DSトレースオプションは、SET DSTRACE=+optionコマンドと機能的には同じですが、使い易さの点では勝っています。
トレースラインプリフィックス: 各トレースラインの先頭に追加されたデータを選択できます。デフォルトでは、すべてのトレースラインプリフィックスが選択されています。
トレース履歴: 以前に実行したトレースのリストを表示できます。各トレースログは、トレースデータの収集期間によって識別されます。
トレーストリガ: トレーストリガを使用すると、特定のDSエージェント情報をDSトレースに表示するためのトリガに必要なフラグを表示できます。トレーストリガを有効にした場合、トレースに書き込まれる情報の量が多くなります。トレーストリガを有効にするのは、Novellテクニカルサポートからの指示があった場合だけにすることを推奨します。
[受信]をクリックして変更を反映します。
[トレースオン]をクリックしてDSトレースをオンにし、をクリックすると、DSトレースがiMonitorに表示されます。
[エージェントプロセスステータス]ページでは、バックグラウンドプロセスのステータスに関するエラーと発生した各エラーの詳細情報を表示できます。ページの左側のアシスタントフレームに一覧表示されているオプションから選択して、このページに表示する情報を絞り込むことができます。
iMonitorで、アシスタントフレームの[エージェントプロセスステータス]をクリックします。
現在、バックグラウンドプロセスのステータスで報告される情報には、次のものが含まれます。
[エージェントアクティビティ]では、トラフィックパターンや考えられるシステムボトルネックを調べることができます。このページには、eDirectoryで現在処理されているバーブとリクエストを表示できます。また、これらリクエストのうち、データベースへの書き込みのためにDIBロックを取得しようとしているものがどれであるかを特定したり、これらリクエストのうちDIBロックの取得待ち状態にあるものの数を調べることもできます。
Novell eDirectory 8.6を実行しているサーバを表示すると、パーティションのリスト、およびナビゲータフレームで指定したサーバがあるレプリカリングを対象としているサーバも表示されます。Novell eDirectory 8.6を導入すると、同期処理はシングルスレッドではなくなります。1つの8.6サーバに、1つ以上のレプリケーションパートナーへのアウトバウンドパーティションが同時に複数存在する可能性があります。このため、このような並行同期処理の監視がさらに容易になるよう、同期アクティビティページが作成されています。
iMonitorで、アシスタントフレームの[エージェントアクティビティ]をクリックします。
次のオプションから選択します。
Verb統計: NDSを最後に初期化してから行われたリクエストと呼び出されたすべてのバーブの数を表示できます。また、現在アクティブになっているリクエストの数と、これらのリクエストを処理するための最小、最大、および平均時間(ミリ秒単位)も表示できます。
バックグラウンド処理スケジュール: スケジュールされているバックグラウンド処理、その現在の状態、および再実行のスケジュールを表示できます。
同期アクティビティ: インバウンド同期およびアウトバウンド同期が発生したさまざまな時刻のリストが表示されます。インバウンド同期またはアウトバンド同期が現在実行中の場合、プロセスが実行中であること、そのサイクルが開始された時刻、およびそのプロセスを実行しているサーバを示すアイコンも表示されます。
インバウンド同期およびアウトバウンド同期が無効である場合、無効であること、および再び有効になる予定の時刻を示すアイコンが表示されます。アウトバウンド同期では、次に再び有効になる予定の時刻も表示されます。
[Verb統計]ページでは、トラフィックパターンや考えられるシステムボトルネックを調べることができます。このページでは、eDirectoryの最後の初期化以降に呼び出されたバーブの総数や発行されたリクエストの数をリアルタイムで表示することもできます。その他、これらリクエストのうち現在アクティブなものの数や、これらリクエストの処理にかかる時間の最大値、平均値、最小値(それぞれミリ秒単位)も表示できます。バックグラウンドプロセス、バインダリ、および標準eDirectoryリクエストが追跡されます。
古いバージョンのeDirectoryでこのページを表示した場合は、DSビルド番号8500以降の場合と比べて、表示される情報の量が少なくなることもあります。
[バックグラウンド処理スケジュール]ページでは、スケジュールされているバックグラウンドプロセスを、現在の状態と次回の実行予定時刻とともに表示できます。Novell iMonitorのバックグラウンド処理スケジュール機能は、サーバ限定の機能です。つまり、この機能はiMonitorが動作しているサーバ以外からは表示できません。他のサーバで実行されているバックグラウンド処理スケジュール機能にアクセスするには、そのサーバで実行されているiMonitorに切り替える必要があります。eDirectory 8.5にアップグレードしたサーバの数が増えれば、iMonitorのサーバ限定機能の利用範囲は広がります。この機能以外には、[DSトレース]ページや[DS Repair]ページなどがサーバ限定の機能です。
[バックグラウンド処理スケジュール]ページの情報にアクセスするには、サーバの管理者と同等の権利またはコンソールオペレータの権利が必要です。このページの情報にアクセスするときには、認証情報の確認のためにログインし直す必要があります。
[エラー索引]ページでは、eDirectoryサーバ上で検出されたエラーについての情報を表示できます。検出されたエラーは、eDirectory固有のエラー用のフィールドと、関連のあるその他のエラー用のフィールドの2つに分けて表示されます。表示されるエラーのそれぞれに説明がハイパーリンクされていて、エラーの内容、考えられる原因、回復手段などがわかります。
iMonitorで、アシスタントフレームの[エラー索引]をクリックします。
[エラー索引]ページからは、エラーや技術情報に関してNovellが提供している最新のドキュメントやホワイトペーパーにリンクできます。
[DS Repair]ページでは、検出された問題を表示したり、DIBセットのバックアップやクリーンアップを実行できます。Novell iMonitorのDS Repair機能はサーバ限定の機能です。つまり、この機能はiMonitorが動作しているサーバ以外からは起動できません。他のサーバで実行されているDS Repair情報にアクセスするには、そのサーバで実行されているiMonitorに切り替える必要があります。eDirectoryの新しいバージョンにアップグレードしたサーバの数が増えれば、iMonitorのサーバ限定機能の利用範囲は広がります。この機能以外には、[DSトレース]ページや[バックグラウンド処理スケジュール]ページなどがサーバ限定の機能です。
[DS Repair]ページの情報にアクセスするには、サーバの管理者と同等の権利またはコンソールオペレータの権利が必要です。このページの情報にアクセスするときには、認証情報の確認のためにログインし直す必要があります。
iMonitorで、[DS Repair]をクリックします。
次のオプションから選択します。
ダウンロード: 修復に関係のあるファイルをファイルサーバから取得できます。DSREPAIRユーティリティが実行されている場合や、iMonitorの[DS Repair]ページから修復を開始した場合には、操作が完了するまではDSREPAIR.LOGにアクセスできません。
古いDIBセットの削除: 赤い「X」をクリックして、古いDIBセットを削除します。
警告: この操作は元に戻すことができません。このオプションを選択すると、古いDIBセットがファイルシステムからパージされます。
DS Repair詳細設定スイッチ: 詳細設定スイッチを使用すると、問題の修正、問題のチェック、データベースのバックアップ作成などを実行できます。Novellテクニカルサポートから指示がない限り、[サポートオプション]フィールドには、何も入力する必要はありません。
[修復の開始]をクリックして、サーバ上でDS Repairを実行します。
[エージェントヘルス]ページを使用して、指定したeDirectoryエージェントのヘルス情報およびそのエージェントに関連するパーティションおよびレプリカリングを表示できます。
iMonitorで、アシスタントフレームの[エージェントヘルス]をクリックします。
リンクをクリックすると、詳細な情報が表示されます。
[参照]ページでは、ユーザのツリー内にある任意のオブジェクトをブラウズできます。ページ最上部のナビゲーションバーに、表示中のオブジェクトが存在するサーバ、およびオブジェクトへのパスが表示されます。ページの左側にあるレプリカフレームで、実パーティション上の同じオブジェクトを表示またはアクセスできます。ページ内の下線付きオブジェクトをクリックすると、オブジェクトに関する詳しい情報が表示されます。また、ナビゲータフレーム内にある名前の任意の部分をクリックすると、ツリーの上の階層をブラウズできます。
このページに表示される情報は、ログイン時のeDirectory権、ブラウズするオブジェクトのタイプ、および実行しているNDSまたはeDirectoryのバージョンによって異なります。スーパーバイザ権でログインした場合、このページにはXRefオブジェクトが表示されます。レプリカリストを使用して、レプリカの実コピーへジャンプできます。
レプリカ同期:このオブジェクトを含んでいるレプリカの同期ステータスが表示されます。
エントリ同期:サーバの側から見て同期が必要である属性が表示されます。
接続情報:iMonitorがこのオブジェクトの情報をどこで取得したかが表示されます。
エントリ情報:オブジェクトの名前、フラグ、ベースクラス、変更タイムスタンプ、および接続情報のサマリが表示されます。
すべてのレプリカへエントリを送信:このエントリの属性を他のすべてのレプリカに再送信します。オブジェクトに多数の属性値がある場合、この処理には時間がかかることがあります。この処理では、そのオブジェクトの、他のすべてのコピーが同一になるわけではありません。他のレプリカが各属性を再考慮できるようにするだけです。
[変更キャッシュ]ページでは、同期またはパージにおいてこのサーバが考慮する必要のあるエンティティのリストを表示できます。このオプションを使用できるのは、ユーザがアクセスしているサーバがeDirectory 8.6以降を実行しており、また、表示中のオブジェクトがパーティションルートである場合だけです。このページを表示するには、NCPサーバに対するスーパーバイザ権が必要です。
エントリ同期:このオプションを使用すると、エントリが同期を必要とする理由を判別できます。
[DirXMLサマリ]ページでは、ユーザのサーバで実行中のDirXMLドライバ、各ドライバのステータス、保留中の関連付け、およびドライバの詳細のリストを表示できます。
iMonitorで、[DirXMLサマリ]をクリックします。
次のオプションから選択します。
ステータス: ドライバの現在の状態が表示されます。可能なステータスは、[停止]、[開始します]、[稼働中]、[シャットダウン]、[保留中]、および[スキーマ取得中]です。
起動オプション: 選択したドライバの現在のスタートアップオプションが表示されます。
保留中: まだ作成されていない関連付けの数が表示されます。
[ドライバ詳細]アイコン: ユーザのサーバで実行中のDirXMLドライバに関する、加入者および発行者の詳細、XMLルール、フィルタ、および保留中の関連付けリストが表示されます。このページには、最初の50個の保留中オブジェクトに関する詳細も表示されます。このページに表示されるXMLルールを使用すると、指定したDirXMLドライバに対するオブジェクトの作成を続行するために必要な、保留中のオブジェクト内で検索すべき情報を判断できます。
[レプリカ同期]ページで、レプリカの同期ステータスを表示できます。
iMonitorで、アシスタントフレームの[エージェント同期]をクリックします。
表示するパーティションの[レプリカ同期]をクリックします。
このページにあるリンク、および左側のナビゲーションバーにあるリンクを使用すると、他のパーティションにアクセスしたり、レプリカリング内でジャンプすることができます。
[レポート]ページを使用して、このサーバで直接実行されているレポートを表示および削除できます。一部のレポートでは、実行に長時間を要し、多くのリソースを消費する場合があります。
スケジュール設定されたレポートは、ユーザ認証なし、つまり[Public]で実行します。ユーザが実行するレポートはすべて、ユーザの識別子で直接実行されます。すべてのレポートデータは、そのレポートの実行元サーバに格納されます。
[レポートの環境設定]ページでは、事前に設定されたレポート、カスタムレポート、およびスケジュール設定されたレポートのリストを表示できます。このページを使用して、レポートを変更および実行できます。また、iMonitorページ用のカスタムレポートの作成もできます。
iMonitorで、[レポート]をクリックします。
レポートを削除する場合はを、レポートを表示する場合はをクリックします。
iMonitorで、[レポート]>[レポートの環境設定]の順にクリックします。
をクリックして、レポートを実行します。
iMonitorで、[レポート]>[レポートの環境設定]の順にクリックします。
をクリックして、レポートを設定またはスケジュールします。
目的のオプションを選択します。
(オプション)レポートを定期的に実行するか、または後で実行するかを設定します。
カスタムレポートを作成すると、iMonitorのすべてのページをレポートとして起動できます。
iMonitorで、[レポート]>[レポートの環境設定]の順にクリックします。
[実行可能レポートリスト]の[カスタムレポート]行にあるをクリックします。
レポートの名前を入力し、レポートとして起動するiMonitorページのURLを入力します。
保存するレポートのバージョンの数を指定します。
(オプション)[保存]をクリックして、レポートを保存します。
[レポートの実行]をクリックして、レポートを開始します。
(オプション)レポートを定期的に実行するか、または後で実行するかを設定します。
[スキーマ]ページを使用して、ユーザのスキーマ、クラス、および属性の定義を表示できます。
iMonitorで、アシスタントフレームの[スキーマ]をクリックします。
次のオプションから選択します。
同期リスト:このサーバと同期する相手のサーバを表示します。このオプションを使用できるのは、NDS eDirectory8.5以降を実行しているサーバに対してだけです。この情報を表示するには、サーバに対するスーパーバイザ権が必要です。
属性定義:属性定義ページには、各属性の名前、属性値が含まれる構文、および属性が受ける制約が表示されます。左側のナビゲーションフレームを使用して、個々の属性をブラウズしたりそれらにアクセスすることができます。
クラス定義:各クラスの名前、ルール、および属性が表示されます。左側のナビゲーションフレームを使用して、個々の属性をブラウズしたりそれらにアクセスすることができます。
[検索]ページを使用して、さまざまなクエリオプションおよびフィルタに基づいて、オブジェクトを検索できます。検索クエリオプションおよびフィルタは、2つのレベルの検索リクエストフォームに分けられます。それらは、基本フォームとカスタムフォームです。基本検索リクエストフォームは、eDirectoryの一般ユーザ向けであり、基本的な検索に使用します。カスタム検索リクエストフォームは、熟練ユーザ向けであり、複雑な検索に使用します。現在はサーバレベルの検索のみがサポートされています。
4つのセクション内の検索オプションおよび検索フィルタは、すべて結合可能です。空白フィールド(相対識別名を除く)は無視されます。<Ctrl>キーを使用して、マルチリスト上でアイテムを選択解除したり、複数のアイテムを選択することができます。選択解除したマルチリストも無視されます。
iMonitorで、[検索]をクリックします。
検索リクエストフォームの一番下にある[ヘルプ]ボタンをクリックすると、そのフォームに関連する簡単なヘルプ情報が表示されます。
ヘルプ情報を消すには、[再ロード]または[更新]をクリックします。
[ストリームビューア]ページを使用して、次の形式で現在のストリームを表示できます。
特定の形式で常に表示したいストリーム属性がある場合、[ストリームビューア]を使用してデフォルトの表示設定を選択します。
NDSストリーム属性セットアップ: ブラウザでストリームを表示するためのデフォルトの形式を変更できます。ストリームが正しく表示されるかどうかはブラウザに依存します。ブラウザによっては、ユーザが選択した設定が適用されない場合があります。
デフォルトの設定に加えた変更を適用するには、ユーザがサーバに認証される必要があります。変更内容はSTREAMS.INI(NetWareおよびWindows NT/2000サーバの場合)またはSTREAMS.CONF(SolarisおよびLinuxサーバの場合)に格納されるため、デフォルトの設定は手動で編集することもできます。
iMonitorでは、セキュリティ保護されたiMonitor操作を実現するためにHTTPSを使用します。iMonitorが使用するデフォルトのHTTPポートがポート80の場合、HTTPSポートは81になります。また、iMonitorが使用するデフォルトのHTTPポートがポート8008の場合、HTTPSポートは8009になります。
LinuxおよびSolarisシステムでは、セキュリティ保護されたndsimonitor操作を実現するには、サーバコンテキストでKMO(暗号化キーオブジェクト)を作成します。詳細については、「暗号化キーオブジェクトを作成する」を参照してください。KMOを作成して、ndsimonitor環境設定ファイルに追加します。KMOを追加するには、/usr/lib/imon/ndsimon.confファイルに次の行を追加し、ndsimonitorユーティリティを実行します。
SSLKey:KMO_name
コロンとKMO名の間には、スペースが必要です。