次の図は、NLSの動作を表しています。
次のリストでは、ライセンスサービスプロバイダが、eDirectoryデータベースと連携して、NLSクライアントからのリクエストをどのように処理するかを説明しています。
たとえば、NetWareでは、サーバに接続しているユーザの代わりに、サーバがライセンスユニットを要求します。サーバは、NLSクライアントに対してこのリクエストを発行します。
たとえば、NetWareでは、NLSクライアントはそのサーバ上のライセンスサービスプロバイダと通信します。
たとえば、NetWareでは、ライセンスサービスプロバイダは、ユーザのコンテキストでNetWareのライセンスユニットを探します。
ライセンスサービスプロバイダは、要求されたリソースをeDirectory中の1つ上のコンテキストで調べることができます。ライセンスサービスプロバイダは、その設定に従って、パーティションの[Root]かツリー、またはツリーの最上位に到達するまで検索を続行します。
たとえば、NetWareでは、ユーザライセンスは、ユーザのコンテキストから開始して、eDirectoryツリーの上方に向かって検索されます。
次の図は、ユーザアクセスライセンスモデルでライセンスサービスプロバイダが、どのようにライセンス許可証を検索するかを示しています。
この例では、ユーザはE、C、Aのコンテキストからネットワークにアクセスします。ライセンスユニットを検索するために、ライセンスサービスプロバイダはユーザのコンテキストE、C、Aから検索を開始します。ライセンスサービスプロバイダはツリーを上方に向かってコンテキストAまで検索を続行し、使用可能なライセンスユニットを見つけます。
たとえば、NetWareでは、NetWareライセンスユニットを見つけると、ライセンスサービスプロバイダは、「正常」ステータスをライブラリに返します。それ以外の場合は、エラーコードを返します。
たとえば、NetWareでは、ライブラリはライセンシングステータスをサーバに返します。
たとえば、NetWareでは、サーバがアクションを決定します。ステータスが正常であれば、サーバは自分自身への接続を許可します。それ以外の場合、使用可能であれば猶予接続を許可します。猶予接続が使用可能でなければ、サービスを拒否します。