異常終了ソースのトレース

サーバの異常終了(サーバコードの一部の異常終了)は、[Server Health Monitoring]ページの[Abended Thread Count]インジケータの「疑いあり」または「不良」ステータスによって示されます。

サーバの異常終了ソースをトレースするには、次の操作を実行します。

  1. 見出し[Diagnose Server]の下の[Profile/Debug]リンクをクリックします。

    これにより、アクティブなスレッドと一時停止中のスレッドに関する情報(ステータス、所有するNLMプログラム、実行時間)を示す[Profiling and Debug Information]ページが表示されます。

  2. [Profiling and Debug Information]ページで、どのスレッドまたはプログラムが[Suspended by Abend Recovery]状態になっているかを確認し、そのスレッドのスレッド名リンクをクリックします。

    これにより、[Thread Information]ページが表示されます。

  3. [Thread Information]ページから、[Suspend Description]フィールドを表示します。

    この情報により、スレッドで何がいつ発生したかを知ることができます。スレッドが一時停止になったときにサーバが実行していた[Registers]、[Code Executed]、および[Stack]の情報のリストを表示することもできます。

    スレッドが[Abend Recovery]プロセスによって一時停止になった場合は、異常終了したときのスレッドの状態と、異常終了の原因および実行中だったコードが表示されます。

  4. スタックアドレスをクリックして基本的なスタックトレースをいくつか実行します(アセンブリコードの割り込みについて熟知している場合)。

    この情報を利用すると、問題が発生したスレッドに関連付けられたNLM情報を参照できます。これにより、NLM自身に問題が発生しているのか、または他の特定のNLMプログラムを実行するときにのみ問題が発生するのかを判断できます。

  5. 可能であれば、NLMプログラムをアンロードし、問題が解決されるかどうかを確認します。



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