大規模なネットワークで時刻同期の競合が発生しないように、ネットワーク上でのSET Timesyncパラメータの設定を一貫させます。
次のパラメータは、サーバ間で互いに依存しています。
このパラメータが有効であるには、すべてのサーバで同じ値(オンまたはオフ)が設定されている必要があります。
このパラメータは、タイムコンシューマ(セカンダリタイムサーバ)では無効です。
オンに設定されている場合、このサーバはSAP/SLP Timesyncサービスを聞き入れません。このサーバのタイムソースは、Timesyncの環境設定ファイルから取得されます。
オンに設定されている場合、タイムプロバイダはSAP/SLP Timesyncサービスを聞き入れ、同じeDirectroyツリー内からのパケットのみを受け付けます。つまり、セカンダリタイムサーバは、タイムソースとして、自分の所属するeDirectoryツリーのシングルタイムサーバしか使用できません(同じeDirectoryツリー内のみの自動検出)。 オフに設定されている場合、タイムプロバイダはSAP/SLPタイムサービスを聞き入れ、任意のeDirectoryツリーからパケットを受け付けます。つまり、セカンダリタイムサーバは、タイムソースとして、自分の所属するツリー以外のシングルタイムサーバを使用できます(eDirectoryツリー間の自動検出)。 [Service Advertising]をオフに、[Configured Sources]をオンに設定した場合、ディレクトリツリーモードは無効です。
このパラメータは、タイムプロバイダをサーバ名またはIPアドレスで指定します。NTPタイムソースを使用するには、サーバ名またはIPアドレスの前に:123を付けます。123は標準のNTPポートを示します。Timesyncがこのパラメータを使用するには、timesync configured sources SETパラメータにオンを設定します。設定されたソースTimesync SETパラメータをオンに設定した場合、設定されたソースで指定したタイムサーバが、任意のSAP/SLPで検出されたサーバよりも優先されます。
SET Timesync Typeパラメータは、常にこのパラメータよりも優先されます。