Novell Doc: OES 2: 計画と実装ガイド - ストレージの設定と保守

13.5 ストレージの設定と保守

13.5.1 ディレクトリとファイルの管理

OES 2サーバタイプのディレクトリおよびファイルの管理については、『OES 2: File Systems Management Guide』で次に示す節を参照してください。

Linux: Understanding Directory Structures in Linux Traditional File Systems
NetWare: Managing Folders and Files

13.5.2 NSSの管理

内のリンクを使用して、NSSボリュームに関連するさまざまな管理タスクについての情報を検索してください。表 13-2

表 13-2 NSSの管理

カテゴリ/機能	説明	リンク
Archive and Version Services	NSSボリュームでアーカイブおよびバージョン指定サービスを使用して、一定間隔でファイルのコピーを保存し、管理者およびユーザが、適宜復元できます。	『OES 2: Novell Archive and Version Services 2.1 for Linux Administration Guide』『OES 2: Novell Archive and Version Services 2.1 for NetWare Administration Guide』
圧縮	ディスク空き領域を節約して、ボリュームを格納できるようにデータ容量を増大します。	『OES 2: NSS File System Administration Guide』のManaging Compression on NSS Volumes
Console Commands	NSSコンソール(nsscon)経由の、OES 2 NetWareサーバコンソールまたはOES 2 Linuxターミナルコンソールで、NSSボリュームを管理します。	『OES 2: NSS File System Administration Guide』のNSS Command and NSS Utilities
Novell分散ファイルサービス(DFS)	DFSジャンクションを使用すると、データ要求を透過的にリダイレクトし、透過的アクセスを維持しながらボリュームを分割して、ボリュームデータを直ちに別のボリュームに移動できます。	『OES 2: Novell Distributed File Services Administration Guide』
暗号化	通常のアクセス制御を阻止してしまうソフトウェアからデータへのアクセスを不可能にする、暗号化NSSボリュームを作成して管理します。	『OES 2: NSS File System Administration Guide』のManaging Encrypted NSS Volumes
EVMS	NSSが同じディスク上にインストールされている場合は、NSSに必要なEVMSを使用して、Linux上でシステム(ルート/)ボリュームなどのボリュームを管理します。	『OES 2: NSS File System Administration Guide』のUsing EVMS to Manage Devices with NSS Volumes (Linux)
ハードリンク	NSSボリューム内の同一ディレクトリまたは複数ディレクトリ内にある1ファイルに複数の名前を付けます。	『OES 2: NSS File System Administration Guide』のManaging Hard Links
監視機能	NSSファイルシステムの監視	『OES 2: NSS File System Administration Guide』のMonitoring the Status of the NSS File System and Services
複数パスのサポート(NetWare)	NSSがNetWareサーバとその外部ストレージデバイス間に作成する、動的な複数の冗長接続パスを管理します。	『OES 2: NSS File System Administration Guide』のManaging Multipath I/O to Devices (NetWare)
パーティション	NSSボリューム上のパーティションの管理	『OES 2: NSS File System Administration Guide』のManaging Partitions
プール	NSSプールの作成と管理	『OES 2: NSS File System Administration Guide』のManaging NSS Pools
割り当て量	ストレージ使用量を制御するために、ユーザおよびディレクトリのスペース制限を設定します。	『OES 2: NSS File System Administration Guide』のManaging Space Quotas for Volumes, Directories, and Users
サルベージサブシステム	サルベージサブシステムを使用して、削除したファイルおよびディレクトリの削除復元またはパージ処理を行います。	『OES 2: NSS File System Administration Guide』のSalvaging and Purging Deleted Volumes, Directories, and Files
ツール	NSSボリューム管理に使用可能な各種のツール、ツール機能、およびそれらのを使用方法についての説明を表示します。	『OES 2: NSS File System Administration Guide』のManagement Tools for NSS
トラブルシューティング	OES 2 LinuxおよびOES 2 NetWare上でのNSSのトラブルシューティング	『OES 2: NSS File System Administration Guide』のTroubleshooting the NSS File System
ファイルシステムのトラスティおよび属性	トラスティ、トラスティ権およびファイルの継承された権利フィルタを設定することによって、データへのユーザアクセスを制御します。ファイル属性およびフォルダ属性を設定するこよって、ファイルの動作を制御します。	『OES 2: NSS File System Administration Guide』のConfiguring File System Trustees and Attributes
Volumes	NSSプール内のNSSボリュームの作成と管理	『OES 2: NSS File System Administration Guide』のManaging NSS Volumes

13.5.3 ストレージパフォーマンスの最適化

Linux上のNSS： 『OES 2: NSS File System Administration Guide』のTuning NSS Performance (Linux)
NetWare上のNSS： 『OES 2: NSS File System Administration Guide』のTuning NSS Performance (NetWare)

13.5.4 NetWare上でのディスク管理

ディスク管理は明らかに、ストレージサービスで中心的な役割を担います。OES 2 NetWareサーバからアクセスされるディスクの追加、割り当て、維持、および削除の方法を計画するには、『OES 2: NetWare Server Disks and Storage Devices』を参照してください。