iPrintには次の実装に関する注意事項があります。
クラスタ化されたiPrintサービスは、同じOES 2プラットフォーム(LinuxまたはNetWare®)にのみフェールオーバできます。
PPDは、Windowsのプリンタドライバに相当する、Linuxのドライバです。
iPrintクライアントには、高セキュリティおよび低セキュリティという2種類のバージョンがあります。デフォルトでは、エンドユーザおよび管理者は、Webの[iPrint Printer List]ページを使って高セキュリティクライアントをインストールします。
つまり、管理者はPPDをアップロードする際、CUPS管理者資格情報を送信するよう要求されます。ただし、「CUPS管理者資格情報が必要であり、rootユーザ資格情報は機能しない」ということは示されません。
iManagerプラグインは、各サーバプラットフォームで違います。そのため、OES 2 LinuxサーバおよびOES 2 NetWareサーバの両方でiPrintサービスを実行している場合は、iPrintを管理するためにiManagerの2つのインスタンスが必要です。各プラットフォームに1つずつです。
Windows版iPrintクライアントをインストールしていたユーザは、[ OES 2: iPrint for Linux Administration Guide
の Linux: iPrint Client を参照してください。
iPrintを利用する場合、CUPSによってプリントジョブが作成されてから、そのプリントジョブがプリントマネージャに送信されます。OESにiPrintをインストールしている場合、サーバから直接印刷する処理は無効になります。これは、性能と拡張性を確保するためです。
LinuxワークステーションからのPPDプリンタドライバのアップロードには、Mozilla*ベースのブラウザが必要です。[
]ボタンのみが、ドライバのアップロードで使用できます。KonquerorのようなMozillaベースではないブラウザは、ドライバのアップロードには使用できません。WindowsワークステーションからのPPDプリンタドライバのアップロードには、Internet Explorer 5.5以降が必要です。他のWindowsのブラウザは、ドライバのアップロードに使用できません。
Windowsのプリンタドライバをアップロードできるのは、次の場合だけです。
Windowsワークステーションから。
Internet Explorer 5.5以降を使用する。
プラットフォームに関係なく、WindowsプリンタドライバをMozillaベースまたはその他のブラウザを使ってアップロードすることはできません。