Novell Identity Managerは、識別ボールトを利用してアプリケーション、データベース、およびディレクトリ全体で情報を同期、変換、および配布するデータ共有ソリューションです。
Identity Managerバンドルエディションはライセンス許諾製品です。この製品を使用して、NTドメイン、Active Directory*ドメイン、およびeDirectory™システムに保存されている情報を(パスワードを含め)同期できます。あるシステムでデータが変更されると、Identity Managerは変更内容を検出し、定義済みのビジネスポリシーに従って、接続されている他のシステムにその変更内容を反映します。
この節では、次の情報について紹介します。
Bundle Editionでは、Identity Managerエンジンと次のIdentity Managerドライバを使用できます。
eDirectory用のIdentity Managerドライバ
Active Directory用のIdentity Managerドライバ
NT用のIdentity Managerドライバ
その他のIdentity Manager統合モジュール (ドライバ)もソフトウェア配布パッケージに含まれています。これらの追加モジュールはインストールして90日間試用できますが、90日間が経過した後もご利用いただくには、Novell Identity Managerのライセンスと、使用する統合モジュールのライセンスを別途入手する必要があります。
ユーザアプリケーションおよびサービスドライバ(ループバック、手動タスク、エンタイトルメント)はバンドルエディションのライセンス契約には含まれません。これらのIdentity Managerコンポーネントを使用するには、Identity Managerをご購入いただく必要があります。
最新のIdentity Managerのシステム要件については、『Identity Manager Installation Guide』を参照してください。
バンドルエディションには、SolarisまたはAIXのサポートが組み込まれていません。メタディレクトリエンジンや統合モジュールをこれらのプラットフォーム上で実行する場合は、 Identity Managerを購入する必要があります。
Novell Identity Managerバンドルエディションに含まれているコンポーネントは、環境内の複数のシステムやプラットフォームにインストールできます。システム構成によっては、適切なシステムにコンポーネントをインストールするために、Identity Managerインストールプログラムを複数回実行しなければならない場合があります。
製品をアクティブにするためには、Identity Managerバンドルエディションをインストールする前にOpen Enterprise Serverをインストールする必要があります。アクティベーションの詳細については、Bundle Editionのアクティベーションを参照してください。
『Novell Identity Manager Administration Guide 』の次の節には、Identity Managerバンドルエディションの導入計画、インストール、および設定に役立つ情報が掲載されています。
実装のカスタマイズ方法については、次のマニュアルを参照してください。
Identity Managerの追加統合モジュールを購入する場合は、統合モジュールのアクティベーション資格情報と、さらにNovell Identity Managerのアクティベーション資格情報もインストールする必要があります。他のIdentity Manager製品のアクティベーションについては、「資格情報を使用したIdentity Manager製品のアクティベート」を参照してください。
バンドルエディションを使用するためには、アクティベーション資格情報を取得してインストールする必要があります。次の手順を使用して、バンドルエディションのアクティベーションタスクを完了します。
「Identity Manager Bundle Edition Registration」Webサイトをブラウズします。
OESアクティベーションコードを入力し、[
]をクリックします。次のいずれかの操作を行います。
プロダクトアクティベーションキーファイルを保存します。
または
プロダクトアクティベーションキーファイルを開き、プロダクトアクティベーションキーの内容をクリップボードにコピーします。 注意深く内容をコピーし、余分な線やスペースが含まれないようにします。資格情報の最初のダッシュ(-)から(----BEGIN PRODUCT ACTIVATION CREDENTIAL)資格情報の最後のダッシュ(-)まで(END PRODUCT ACTIVATION CREDENTIAL-----)をコピーする必要があります。
iManagerを開きます。
の順に選択します。
ドライバセットを選択するか、ドライバセットを参照し、[
]をクリックします。[Identity Managerの概要]で、ドライバセットを検索し、赤い[
]リンクをクリックしてから、[ ]をクリックします。Identity Managerコンポーネントを有効にするドライバセットを選択します。
次のいずれかの操作を行います。
Identity Managerアクティベーションキーを保存した場所を指定し、[
]をクリックします。または
Identity Managerアクティベーションキーの内容をテキスト領域に貼り付け、[
]をクリックします。[
]をクリックします。はい. バンドルエディションユーザは、Open Enterprise ServerをインストールしたサーバにIdentity Managerをインストールする必要があります。アクティベーションを正しく動作させるには、Identity ManagerをLinuxまたはNetWareにインストールし、サーバにドライバセットを作成する必要があります。
バンドルエディションは、OESが存在するサーバにインストールする必要があります。非OESサーバにインストールした場合、Bundle Editionはアクティブにされません。
バンドルエディションとは一緒に実行できません。ただし、Identity Managerリモートローダサービスを使用してWindowsサーバ上のデータを同期することはできます。リモートローダは、(LinuxまたはNetwareサーバの) DirXML®エンジンと(Windowsサーバ)のリモートドライバ間の同期を有効にします。詳細については、「Setting Up a Connected System」を参照してください。
WindowsサーバでIdentity Managerを実行するには、Novell Identity Managerをご購入いただく必要があります。
バンドルエディションとは一緒に実行できません。ただし、Identity Managerリモートローダサービスを使用して、これらのプラットフォームに保存されているデータを同期することはできます。リモートローダサービスにより、メタディレクトリエンジンと(SolarisサーバまたはAIXサーバ上の)リモートドライバ間で情報を同期できます。詳細については、「Setting UP a Connected System」を参照してください。
SolarisサーバまたはAixサーバ上でIdentity Managerを実行するには、Novell Identity Managerを購入する必要があります。
バンドルエディションを非OESサーバにインストールした可能性があります。バンドルエディションは、OESが存在するLinuxまたはNetWareサーバにインストールする必要があります。Identity Managerを非OESプラットフォームにインストールした場合は、アクティベーションは機能しません。Novell Identity Managerをご購入していない場合、90日が経過した後、ドライバは機能しなくなります。
OESを購入すると、バンドルエディション製品も購入したことになります。新しい統合モジュールを追加するには、Novell Identity Managerを購入する必要があります。Novell Identity Managerを購入しない限り、Integration Moduleをアクティベートすることはできません。
ありません。ご購入いただいた製品のアクティベーション キーをインストールするだけで作業完了です。
アクティベートされている製品の表示方法については、「Viewing Product Activations(製品のアクティベーション状況の表示)」を参照してください。