PlateSpin Migrate Serverは、PlateSpin Migrate製品の基礎をなすランタイム実行エンジンです。PlateSpin Migrate Serverを問題なく操作するには、専用の物理マシンまたは仮想マシンにインストールする必要があります。特に、次のようなマシンには、PlateSpin Migrate Serverをインストールしないでください。
ソースワークロードとなる可能性がある
ドメインコントローラホストである
次の各項で、PlateSpin Migrate Serverホストのインストール前提条件に関するその他の情報について説明します。
Windows Server 2003システムへのPlateSpin Migrate Serverのインストールを開始する前に、目的のPlateSpin Migrate Serverホストに前提条件となる次のソフトウェアコンポーネントが指定された順にインストールされていることを確認します。
Microsoft IIS 5.0以降(ASP.NET使用)
Microsoft .NET Framework 3.5 SP1以降。 Microsoftダウンロードセンターからコピーをダウンロードします。
NOTE:64ビットのWindows Server 2003システムにPlateSpin Migrate Serverをインストールしている場合は、IISが32ビットモードで実行するように設定する必要があります。詳細については、ナレッジベースの記事7920915を参照してください。
Windows Server 2008システムへのPlateSpin Migrate Serverのインストールを開始する前に、目的のPlateSpin Migrate Serverホストに前提条件となる.NET FrameworkおよびWeb Server (IIS 7.0)の機能、役割、およびサービスがインストールされていることを確認します。
MicrosoftダウンロードセンターからMicrosoft .NET Framework 3.5 SP1をダウンロードします。
次の処理は、オペレーティングシステムの指示に従って最初に必要な項目をインストールすることを前提としています。詳細については、Windowsのマニュアルを参照してください。
Windows Server 2008 R2を含むWindows Server 2008システム(64ビット版)にPlateSpin Migrate Serverをインストールしている場合、Web Server(IIS)が32ビットモードで実行するように設定する必要があります。詳細については、ナレッジベースの記事7920915を参照してください。
ビルトイン管理者アカウント(ローカルユーザ管理者(LUA)とも呼ばれます)を使用して、目的のPlateSpin Migrate Serverホストにログインし、サーバマネージャを起動します(
> > )。サーバマネージャの[役割の追加]ウィザードを使用して、[ホスト名])ツリーで を右クリックして を選択)をインストールします。
の役割(左側のペインの (ウィザードのプロンプトで、必要なWeb Serverの依存関係(
と および 項目)のインストールも選択します。ウィザードの[役割サービス]ページで、次のサービスをインストールすることを選択します。
グループには次の項目が含まれます。
ノード以下の項目: 、 、 、 、および 。
ノード以下の項目: 、 、 、および 。
ノード以下の項目: 、 、 、 、 、 、 、および 。
グループには次の項目が含まれます。
ノード以下の項目: 、 、 、
選択を確認し、インストールを完了します。
ビルトイン管理者アカウント(ローカルユーザ管理者(LUA)とも呼ばれます)を使用して、目的のPlateSpin Migrate Serverホストにログインし、サーバマネージャを起動します(
> > )。サーバマネージャの[機能の追加]ウィザードを使用して、必要な.NET Framework 機能(ホスト名) 左側のペインのツリーで を右クリックして を選択)をインストールします。
(ウィザードの[機能の選択]ページで、
項目を選択します。自動的にこのグループのすべての項目が選択されます:
、 、および ( および サブ項目も含む)。選択を確認し、インストールを完了します。
PlateSpin Migrateは、FIPS (Federal Information Processing Standards, Publication 140-2)に準拠するデータ暗号化アルゴリズムをサポートしています。
FIPSに準拠していることが必要である場合、PlateSpin Protect Migrateをインストールする前に、目的のPlateSpin Migrate Serverホスト上でFIPSを有効にする必要があります。これは、ワークロードのオペレーティングシステムがFIPS準拠モードで実行していることを検出した場合のみ、PlateSpin MigrateがFIPS準拠モードで実行されるためです。
NOTE:FIPS準拠モードは、パフォーマンスに影響を及ぼし、データ転送率を最大30%スローダウンさせる可能性があります。
FIPS準拠アルゴリズムを有効にする
PlateSpin Migrate Serverホストに、Microsoft .NET FrameworkのセキュリティアップデートKB928365 (2007年7月10日リリース)をインストールします。
PlateSpin Migrateホストのローカルセキュリティポリシーのセキュリティオプションに含まれるFIPS対応アルゴリズムを有効にします。
secpol.mscを実行し、 を参照します。
セキュリティオプションを有効にします。
FIPSのASP.NETサポートの設定
ご使用のPlateSpin Migrate Serverホストの次のディレクトリにあるmachine.configファイルにアクセスします。
..Windows\Microsoft.Net\Framework\vX.X.XXXXX\Config
次の内容を<system.web>の下に追加します。
<machineKey validationKey="AutoGenerate,IsolateApps" decryptionKey="AutoGenerate,IsolateApps" validation="3DES" decryption="3DES"/>
machine.configファイルを保存します。