フェールオーバーは、障害が発生したワークロードのビジネス機能がPlateSpin Protect VMコンテナ内のフェールオーバーワークロードによって引き継がれる動作のことをいいます。
PlateSpin Protectは、保護されたワークロードを絶えず監視しています。事前設定した回数だけワークロードの監視が失敗した場合、PlateSpin Protectによってティアのワークロード保護の詳細の行を参照)。
イベントが生成されます。ワークロードの障害を判断しログに記録する基準は、ワークロード保護コントラクトのティア設定に含まれています(SMTP設定とともに通知が設定された場合、PlateSpin Protectは指定した受信者に同時に通知メールを送信します。イベントおよびレポートの自動電子メール通知のセットアップを参照してください。
レプリケーションのステータスがコマンドの中止を参照)、 コマンドに進みます。詳細については、フェールオーバーの実行を参照してください。
の間にワークロードの障害が検出されたら、 コマンドに進むことができます。増分が実施されている最中にワークロードに障害が発生した場合、ジョブが行き詰まります。このような場合、コマンドを中止して(次の図は、ワークロードの障害を検出した際のPlateSpin Protect Webインタフェースの[ダッシュボード]ページを示します。[タスクおよびイベント]ペインの中の該当するタスクに注目します。
図 4-1 ワークロードの障害を検出した際のダッシュボードページ (「ワークロードはオフラインです」)
フェールオーバーワークロードのネットワークIDおよびLAN設定を含むフェールオーバーの設定は、設定時にワークロードの保護詳細とともに保存されます。ワークロード保護の詳細の中のフェールオーバーの行を参照してください。
次の方法を使用してフェールオーバーを実行できます。
[ワークロード]ページで必要なワークロードを選択して
をクリックします。[Tasks and Events (タスクおよびイベント)]ペインの中の図 4-1を参照してください。
イベントの対応するコマンドのハイパーリンクをクリックします。詳細については、コマンドを実行し、前もってフェールオーバーVMをブートします。この時点ではまだフェールオーバーをキャンセルすることができます(ステージドフェールオーバーの場合に便利)。
これらのいずれかの方法を使用してフェールオーバープロセスを開始し、フェールオーバーワークロードに適用する復旧ポイントを選択します(復旧ポイントを参照)。 をクリックし、進行状況を監視します。終了すると、ワークロードのレプリケーション状態が を示すはずです。
計画された障害復旧の訓練の一環としてフェールオーバーワークロードをテストする、またはフェールオーバープロセスをテストするには、フェールオーバー機能のテストの使用を参照してください。
PlateSpin Protectには、フェールオーバー機能およびフェールオーバーワークロードの整合性をテストする機能が含まれています。これは、テスト用に制限されたネットワーク環境でフェールオーバーワークロードを起動する
コマンドを使用して行われます。コマンドを実行すると、PlateSpin Protectによってワークロード保護の詳細に保存されたフェールオーバー設定のテストがフェールオーバーワークロードに適用されます(テストフェールオーバーのワークロード保護の詳細行を参照)。
テスト用に適切な時間帯を決定し、レプリケーションが確実に行われないようにします。ワークロードのレプリケーション状態は
になります。[ワークロード]ページで必要なワークロードを選択し、復旧ポイントを参照)、 をクリックします。
をクリックして、復旧ポイントを選択し(終了すると、PlateSpin Protectによって対応するイベントおよびタスクが一連の適切なコマンドとともに生成されます。
フェールオーバーワークロードの整合性とビジネス機能を検証します。VMware vSphere Clientを使用してVMコンテナ内のフェールオーバーワークロードにアクセスします。
テストを
または にマークします。 タスク内の対応するコマンドを使用します( 、 )。選択したアクションは、ワークロードに関連するイベントの履歴の中に保存され、レポートによって取得されます。 は、タスクおよびイベントを破棄します。[
]タスクまたは[ ]タスクが終了すると、PlateSpin Protectはフェールオーバーワークロードに適用された一時的な設定を破棄し、保護をテスト以前の状態に戻します。