Novell Vibeの検索機能を使用すると、次のタスクを実行できます。
特定のトピックについてどのような情報が入手可能かを知る。
Vibeサイト上に存在することが分かっているワークスペース(個人、チームなど)、フォルダ、またはタグ付き項目に素早く移動する。
専門家を検索する。
関連するワークスペースまたはフォルダを検索する。
次のトピックでは、検索機能について説明します。
基本検索を実行する場合、大文字と小文字が区別されません。検索で大文字と小文字を区別するには、高度な検索を実行します。
基本検索を実行する
フィールドに単語または引用符で囲んだ語句を入力して、キーボードの<Enter>キーを押すか、 アイコンをクリックします。
Vibeでは、次の方法で基本検索を絞り込むことができます。
検索機能 |
機能 |
例 |
---|---|---|
2つの単語の間のAND、OR、およびNOT。 |
2つの語句が次の状態であるVibeエントリを検索します。
デフォルトでは、2つの単語の間に演算子を指定しない場合、VibeはANDを使用します。 |
sales NOT figureは、「sales」という単語を含み、「figure」という単語を含まないVibeエントリを検索します。 |
句を囲む二重引用符。 |
単語をグループ化して句にします。 |
“marketing meeting notes” |
フィールド名、コロン、括弧に囲まれた日付範囲が続く検索語。 |
特定の日付範囲内の値を含む特定のフィールドを検索します。 |
birthDate:{20070503* TO 20100608*}は、2007年5月3日より後で2010年6月8日より前の値を含むbirthDateフィールドを持つすべてのエントリを検索します。上記の例のように、開始日と終了日を検索から除外する場合、波括弧を使用します。または、指定した開始日と終了日を検索に含める場合、角括弧を使用します。たとえば、birthDate:[20070503* TO 20100608*]は、2007年5月3日以降で2010年6月8日以前の値を含むbirthDateフィールドを持つすべてのエントリを検索します。 検索フィールドの名前(birthDate)は、エントリ定義用にフォームおよびビューデザイナから取得できる内部データ要素と同じ名前です(詳細については、『Novell Vibe OnPrem 3 Advanced User Guide』の「 |
単語の断片に続くアスタリスク(*)。 単語の断片の前にアスタリスクを置くことはできません。 |
指定した単語の断片で始まる単語を検索します。 |
work*は、「workspace」および「workshop」などの単語を検索します。 *spaceは、「workspace」のように「space」で終わる単語を検索しません。 |
疑問符 (?) を任意の1文字を代替として指定した検索語。 |
検索内の任意の1文字を置換します。複数の疑問符を使用して複数の文字を置換できます。 |
t??eは、「true」、「tree」などの単語を含むすべての結果を返します。 検索内で最初の文字に疑問符を使用することはできません。 |
単語の後のチルダ(~)。 |
1つの単語に関しておおよそ一致する単語を検索します。 |
roam~は、「foam」および「roams」などの一致を検索します。 |
単語グループの後にチルダ(~)が続き、その後に数字が続く検索語。 |
指定した単語が一定の距離内にある箇所を検索します。 |
“marketing notes”~5は、「marketing」と「notes」という単語が互いに5単語以内に現れる箇所を検索します。 |
単語の後のキャレット(^)。 |
複数の単語を検索する際に、キャレット(^)記号を単語の後に付けると、その単語により高い関連性が指定されます。キャレット記号の後に数字を追加すると、単語にさらに高い関連性が指定されます。 デフォルトでは、適合率は1です。たとえば、salesはsales^1と同じ意味になります。 |
sales^ figureは、「sales」という単語により高い関連性を指定しながら、「sales」と「figure」に一致する箇所を検索します。さらに高い関連性を指定するには、sales^2 のほうがsales^よりも高く、sales^3のほうがsales^2よりも関連性が高くなる、といった具合になります。 句にも関連性を指定できます。たとえば、“sales figure”^2 “marketing figure”のように指定できます。 |
単語の前のマイナス(-)記号。 |
検索から単語を除外します。 |
「-tree」と指定すると、「tree」、「Tree」、「TREE」などが含まれる項目はすべて除外されます。 |
フィールド名、コロン、検索したい内容が続く検索語。 |
特定のフィールドを検索します。特定のフィールドを検索する場合、フィールドのデータ名に対して検索する必要があります。データ名とは、インタフェースに表示される本来の名前に似ています。 検索対象にできるフィールド:
特定のフィールド内を検索する場合、大文字と小文字を区別しない検索であっても、フィールド名では常に大文字と小文字が区別されます。 |
title:meetingは、「meeting」という単語がエントリの フィールドに現れる箇所を検索します。 description:meetingは、「meeting」という単語がエントリの フィールドに現れる箇所を検索します。 emailAddress:jchavez*は、「jchavez」が フィールドに現れる箇所を検索します。 |
人、場所、またはタグのみを含むように検索を絞り込む場合、セクション 2.1.2, 特定の人、場所、またはタグ付き項目の検索で説明されているように、 アイコンをクリックします。
保存された検索のいずれかを選択することもできます。
人、場所、またはタグのみを含むように検索を絞り込むには
アイコンをクリックします。
次のいずれかを行います。
ユーザ: ユーザのパーソナルワークスペースにすばやく移動できます。
場所: Vibe内にある任意のフォルダまたはワークスペースに素早く移動できます。たとえば、同僚のブログフォルダを検索する場合、「ブログ」と入力して同僚の名前を指定するだけです。該当する場所がドロップダウンリストに一覧表示されます。
タグ: タグの付いた任意のワークスペース、フォルダ、またはエントリを検索できます。検索するタグの名前を指定して、ドロップダウンリストで名前をクリックします。指定した特定のタグが付いたすべてのワークスペース、フォルダ、およびエントリが表示されます。
すべてのパーソナルタグ、および適切な権限を持っているすべてのコミュニティタグが表示されます。
表示されたフィールドに、検索している人、場所、またはタグの名前の入力を開始します。
Vibeでは、インクリメンタルサーチ機能が適用されます。文字を入力すると、それまでに入力した内容に一致する項目が一覧表示されます(たとえば、「d」に一致するすべての項目が表示され、続いて「di」に一致するすべての項目が表示されます)。
目的のパネルが複数ある場合は、左矢印アイコンと右矢印アイコンをクリックして選択内容を確認できます。
ドロップダウンリストに表示されたら、人、場所、またはタグの名前をクリックします。
人、場所、またはタグ付きの項目が表示されます。
高度な検索を使用すると、さまざまな基準に基づいて検索を絞り込むことができます。
アイコンをクリックします。
[
]をクリックします。[検索結果]ページから高度な検索を実行することもできます。
[
]をクリックします。最初に指定した基準以外のものも指定する場合、[検索結果]ページから
をクリックします。検索のために複数の条件を指定する必要がある場合、
をクリックすると、別のフィールドが表示されるので、そのフィールドを使用できます。検索から条件を削除するには、条件の横にある[X]アイコンをクリックします。
テキスト: 検索する特定のテキストを入力します。
テキストベースの検索を絞り込むためのさまざまな方法の詳細については、セクション 2.1.1, 基本検索の使用を参照してください。
場所: このセクションを使用して、検索を特定の場所に制限することができます。[ホームワークスペース]の横にあるプラス記号(+)をクリックしてツリーを展開し、検索するワークスペースまたはフォルダに移動して選択します。
Vibeのワークスペースツリーで選択した場所より下層にある場所をすべて検索したい場合は、
を選択します。大文字と小文字の区別あり: [
]に入力したテキストの大文字と小文字を区別する場合、このチェックボックスをオンにします。たとえば、「tree」は、「Tree」、「TREE」などには一致しません。このオプションを選択すると、検索に少なくとも1つの大文字を含める必要があります。検索に含まれる文字がすべて小文字の場合、検索結果では大文字と小文字が区別されません。たとえば、「tree」は、「Tree」、「TREE」などに一致します。
削除済み項目の検索 : 削除されている項目を検索します。検索では削除されている項目のみが返されます。
ページあたりの項目数: [検索結果]ページごとに表示する結果の数を選択します。
項目ごとの単語数: 検索結果ごとに表示する単語の数を選択します。
ソート基準: ドロップダウンリストから
または を選択します。関連性:
を選択すると、最も関連性の高い結果がリストの最上位に表示されます。日付:
を選択すると、検索条件に一致する最近追加または変更された結果がリストの最上位に表示されます。作者: 作者に基づいて項目を検索します。
タグ: コミュニティタグかパーソナルタグかにかかわらず、タグ付き項目を検索します。
ワークフロー: 特定のワークフローが適用されている項目を検索します。
エントリ属性: ブログエントリ、カレンダエントリ、コメントなど、検索するエントリのタイプを選択します。
前回のアクティビティ(日数): 過去1日、3日、7日、30日、または90日間アクティブな項目を検索する場合に選択します。
作成日: 作成日に基づいて項目を検索します。用意されているフィールドで、目的の間隔の開始日と終了日を指定します。
変更日: 最終変更日に基づいて項目を検索します。用意されているフィールドで、目的の間隔の開始日と終了日を指定します。
項目タイプ: 検索する項目のタイプを選択します。
Vibeでは、Vibeサイトから削除されている項目を検索できます。検索対象の削除済み項目が見つかったら、それをクリックすると項目を表示できます。項目を元に戻す方法については、セクション 5.9, フォルダエントリの復元参照してください。適切な権限を持っている場合にのみ項目を復元できます。項目を復元する際に適切な権限を持っていない場合、項目を作成したユーザに連絡し、その項目を元に戻すように依頼します。
Vibe内の削除済み項目の復元に関する詳細については、『Novell Vibe OnPrem 3 Advanced User Guide』の「Restoring Deleted Items
」を参照してください。
削除済みアイテムを検索するには
アイコンをクリックします。
[検索オプション]ダイアログボックスが表示されます。
[
]をクリックします。を選択項目を削除します。
(オプション)セクション 2.1.3, 詳細検索の使用で説明されているいずれかの方法で検索を絞り込みます。
検索を絞り込まない場合、Vibeから削除されたすべての項目が表示されます。
パージされた項目は表示できません。
[
]をクリックします。Vibeでは、特定のトピックに最も関連する内容を投稿したユーザのリストが表示され、その中から専門家を見つけることができます。たとえば、あなたの組織の中でJavaコードについて詳しいユーザを検索できます。
セクション 2.1.1, 基本検索の使用およびセクション 2.1.3, 詳細検索の使用で説明されているように、基本検索または高度な検索を実行します。
[検索結果]ページに検索条件に一致するエントリのリストが表示されます。
ツールバーの をクリックします。
トップランクの場所やトップランクの人のリストが表示されます。
セクションの最上部には、検索した特定のトピックに関して、Vibeサイトへの投稿回数が最も多いユーザが表示されます。ユーザ名をクリックすると、ユーザのパーソナルワークスペースに移動します。Vibeでは、特定のトピックに関する情報を含むワークスペースおよびフォルダを検索できます。たとえば、Javaコードを中心とするVibeサイト上のディスカッションフォーラムを検索できます。
セクション 2.1.1, 基本検索の使用およびセクション 2.1.3, 詳細検索の使用で説明されているように、基本検索または高度な検索を実行します。
[検索結果]ページに検索条件に一致するエントリのリストが表示されます。
ツールバーの をクリックします。
トップランクの場所やトップランクの人のリストが表示されます。
セクションの最上部には、検索した特定のトピックに関するほとんどの情報が含まれています。瞬時にワークスペースまたはフォルダに移動するには、その名前をクリックします。