LinuxプライマリサーバからZENworksソフトウェアをアンインストールする場合、管理ゾーンからデバイスを削除するか(登録解除する)、または登録したままにできます。次のセクションでは、両方のアンインストールオプションの手順を説明します。
3.3.1 ZENworksソフトウェアをアンインストールしてゾーンからデバイスを削除する
LinuxプライマリサーバからZENworksソフトウェアをアンインストールして管理ゾーンからデバイスを削除(登録解除)するには、サーバコンソールのプロンプトで次のコマンドを入力します。
mono /opt/novell/zenworks/bin/ZENworksUninstall.exe –x –s http://IPaddress_of_the_server:port_number -u username -p password [options]
各要素は次のように指定します。
-x、--remove= デバイスからZENworksソフトウェアを削除して、ゾーンからデバイスを削除します。
-s= プライマリサーバのIPアドレスと、サーバが実行されているポート番号。IPアドレスとポート番号はhttp://IPaddress_of_the_server:port_numberの形式で指定する必要があります。
メモ:プライマリサーバがデフォルトポート(80)で実行している場合は、-s引数を指定する必要はありません。ただし、プライマリサーバがデフォルトポートで実行されていない場合は、ポート番号とともにこの引数を指定する必要があります。
-u = 管理ゾーン管理者のユーザ名。
-p= ゾーン管理者のパスワード。
このコマンドには次のオプションを指定することもできます。
表 3-1 アンインストールオプション
-z、--zone
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デバイスの現在のゾーンの名前。 |
-g、--guid
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デバイスのGUID。 |
-l、--list
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アンインストールする複数のパッケージをセミコロンで区切った順序指定リスト。 |
-L、--leave-packages
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サードパーティ製パッケージを保持します。少なくとも、保持するパッケージの最初の3文字を指定する必要があります。複数のパッケージ名をカンマ( , )で区切って指定することもできます。 |
-c、--local-only
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ZENworksソフトウェアをデバイスからアンインストールしますが、ゾーンからはデバイスを削除しません。 |
-o、-oem
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ZENworks Adaptive Agentパッケージをアンインストールしません。 |
-i、--delete-images
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指定したデバイスからZENworksイメージングファイルを削除します。 |
-a、--remove-auth
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ZENworks 10 Asset Management SP2によってインストールされた、またはNovellサポートWebサイトから直接ダウンロードしてインストールされた認証ソフトウェア(CASA)をアンインストールします。-aオプションを指定しないと、CASAパッケージは保持されます。 |
-d、--remove-log-dir
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ログディレクトリを削除します。 |
-q、--quiet
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サイレントインストールを実行します。 |
-h、--help
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メッセージを表示し、ヘルプを終了します。 |
3.3.2 デバイスをゾーン内に維持したままZENworksソフトウェアをアンインストールする
LinuxプライマリサーバからZENworksソフトウェアをアンインストールしてデバイスを管理ゾーンに登録したままにするには、サーバコンソールのプロンプトで次のコマンドを入力します。
mono /opt/novell/zenworks/bin/ZENworksUninstall.exe –c -a
このコマンドには次のオプションを指定することもできます。
表 3-2 アンインストールオプション
-c、--local-only
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ZENworksソフトウェアをデバイスからアンインストールしますが、ゾーンからはデバイスを削除しません。 |
-a、--remove-auth
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ZENworks 10 Asset Management SP2によってインストールされた、またはNovellサポートWebサイトから直接ダウンロードしてインストールされた認証ソフトウェア(CASA)をアンインストールします。-aオプションを指定しないと、CASAパッケージは保持されます。 |
-h、--help
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メッセージを表示し、ヘルプを終了します。 |
このコマンドは、管理ゾーンからデバイスを削除するものではありません。